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2011/06/13
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基幹系システムに蓄積された各種業務データを活用して、今後の意思決定に役立てようとするBI。このBIの実現を支援するITが「BIツール」だ。これまで主に事業の現状分析とその可視化に利用されてきた。しかし目まぐるしく変化する市場環境を受け、現在ではBIツールを将来予測にも活用しようという動きが出てきている。それを可能にしたのが、BIツールの進化だ。またBIを容易に始められるクラウドサービスも登場してきた。 |
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BIツールとは |
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BI(Business Intelligence)とは、基幹系システムに蓄積された会計系や販売系などの業務データを活用して、自社の実績を把握し、分析、可視化することで、今後の事業活動における意思決定に役立てようとする取り組みだ。
企業内には数多くのデータが蓄積されている。そこから必要なデータを収集/保持し、分析用に使える状態にするためには、やはりITの力を借りなければならない。これを可能にするのがBIツールだ。
ここでBIツールの概要を簡単におさらいしておこう。
始めに、BIを実現するためには、各種業務システムあるいはERPシステムのデータベースから、分析の元になるデータを収集して正規化し、一ヵ所に貯めておく必要がある。こうして作られた分析用データの貯蔵庫が「データウェアハウス」と呼ばれるものだ。
データウェアハウス内のデータは、時系列に沿って随時蓄積されていく。過去のある時点と現在などを比較/分析することになるので、分析対象にしたい過去のデータは全て貯えられることになる。これが基幹系システムのデータベースとは決定的に異なる点だ。
基本的に利用者は、このデータウェアハウス内のデータを分析して、例えば過去1年間の東京都内における特定商品の売上高がどう推移したか、あるいはより詳細に、区別ではどう推移しているのかなどを見ることができる。
しかしデータウェアハウスに貯えられているデータは膨大だ。ここでデータ処理にかかる時間の問題が出てくる。これを解決するために構築されるのが「データマート」だ。
データマートは、“部門ごと”のデータウェアハウスともいえるもので、データウェアハウスから目的別にデータをさらに切り出したものである。これで分析対象のデータ量を必要最小限に抑え、実用に耐え得るだけのレスポンスタイムを担保するのだ。
またデータウェアハウスを構築する際には、基幹系システムの各データベースからデータを抽出し、正規化して、データウェアハウスに転送する必要がある。これを行うものが「ETL(Extract/Transform/Load)ツール」で、要は“データのクレンジング(洗浄)”をするものだといえるだろう。
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