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2010/12/16
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シニア・アナリスト 三浦 竜樹(Tatsuki Miura)
米国カリフォルニア州立大学ロサンゼルス校経済学部卒業後、大手広告代理店にて、日本ヒューレット・パッカードのHP Openview、Citrix社のマーケティングプラン策定、ネットワーク関連のシステムの広告戦略などに携わる。2001年4月より現職。現在は、GtoCおよびB2B2Cポータルサイト策定プラン、Webアプリケーション開発支援、次世代オフィスの情報装備計画案策定支援、e-Japan戦略への対応、次世代ネットワーク・サービス関連などのコンサルティングを手がける。
近年x86系サーバの仮想化の導入が急速に進み、そのメリットを多くの企業が実感するにつれ、デスクトップの仮想化に対する注目も高まっている。その背景には、多くの企業のIT部門において、クライアント環境のリプレース計画や運用管理に頭を悩ませてきたことがある。企業のクライアント環境を取り巻く課題は、主に4つの分野に存在している。
まず、ほとんどの企業において検討課題にあがるのが、クライアントPCのOSに関する課題であろう。現在、企業で主に利用されているWindows XP(以下XP)は、すでに2008年6月に販売を終了している。さらに、同OSのメインストリーム・サポートも2009年4月に切れ、延長サポートも2014年4月までとなっており、Windows 7への移行を検討しなければならない時期にある。
しかし、Windows 7は未だに多くの企業が利用しているXP向けに開発されたアプリケーションとの互換性に関して問題を抱えており、互換性の検証および動作しないアプリケーションの改修など移行コストが課題となっている。加えて、Windows 7への移行に伴い、Internet Explorer(以下IE)のバージョンも強制的にIE8となり、IE6上で稼動するWebアプリケーションのIE8での動作互換性に頭を悩ませる企業も少なくない。なお、Windows 7ではXPモードと呼ばれる仮想化技術を利用した互換モードを備えているが、こちらはアプリケーションの動作をはじめ、エンタープライズ向けのサポートがMicrosoftから提供されるものではない。
さらに、スマートフォンやiPadに代表されるタブレット端末といった、個人が購入したクライアント端末の企業における利活用ニーズも高まっている。今後、IT部門では、多様な端末へのサポートやクライアント・セキュリティの強化など、運用管理負荷の増大に対応する必要性が高まるだろう。
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デスクトップ仮想化
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