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「APS(生産スケジューラ)」シェア

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はずせない製品がわかる シェア情報アーカイブ

APS(生産スケジューラ)

2009/01/06


日々めまぐるしく変化するIT業界。市場を牽引しているベンダや製品を知ることは、失敗しない製品選定のための重要なファクターだ。そこで参考にしていただきたいのが、第三者機関から提供される調査レポートをベースにお届けする「シェア情報アーカイブ」。今回は、アイ・ティ・アールの情報を元に、APS(生産スケジューラ)のシェア情報をご紹介しよう。

 アイ・ティ・アールの調べによれば、2007年度の国内APS(生産スケジューラ)市場は、出荷金額が前年対比10.0%増の15億4000万円と、堅調な伸びを示している。
 市場占有率(出荷金額ベース)を見ると、2007年度は、豊富な実績を持つアスプローバが堅調に売上げを伸ばし、17.5%を獲得して1位となった。同社は、2008年度より一部機能を限定したLight版を発売し、これまで導入が進まなかった中小企業への販売を拡大していくとみられる。また、2位には豊富な機能を差別化ポイントとして12.3%のシェアを獲得したウィザードシステム研究所が、3位は3つのAPS製品を揃え11.7%を獲得した日立東日本ソリューションズ、以下、フレクシェの11.0%、富士通の6.5%、横河電機の5.2%と続いている。
 APSに特化するベンダはここ数年固定化し、新規参入なども見られないことから、安定的ではあるが市場に大きな伸びが見込めないなどの懸念材料を抱えている。また、現時点のAPSは製品の基本的な仕組みを理解した使いこなしが必要で、導入されたものの、使用されなくなるといったケースも出ている。その意味で、APSにとっての競合は、他のSCM分野の製品ではなくAPSというコンセプトそのものであり、利用を定着化させるためのソリューションやサポート体制、それを可能とする製品開発が差別化の要因となるとみられる。

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