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もはや身近な存在!?進化する「RFID」


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製品購入ウラづけガイド
これさえ読めば基本はカンペキ!「RFID 掲載日:2007/09/18

RFID



1:基礎講座 2:選び方講座 3:市場動向
1
RFIDの基礎のキソ
2
RFID導入の現場から
1
RFIDシステム構築を成功させるための製品選びのポイント
2
RFIDミドルウェア&ソリューション 製品カタログ
1
RFIDの実運用はクローズド領域で活発化
2
バーコード普及期から、オープン領域でのRFID利用拡大の時期を占う
3
RFIDの標準化動向
 
INDEX


基礎講座
これさえ読めば基本はカンペキ!
基礎講座

 RFIDが高い注目を集めるようになって数年が経過したが、その普及状況はどうなっているのだろうか。実は、すでにベンダ各社は実証実験の成果を実際のソリューションに積極的に取り込み始めており、従来指摘されていた「バーコードシステムからの移行メリットが今ひとつはっきりしない」「標準的な開発環境が整備されていない」といったRFID導入にまつわる課題はクリアされ始めている。また、「Class-1 Generation-2(Gen2)」、「EPC Information Services(EPCIS)」といった標準化の進展と同時にRFIDミドルウェアも一層充実してきたことから、ようやくRFIDは本格普及する時期を迎えつつある。そこで今回は、RFIDの基礎知識を整理しながら、実際の活用事例など、RFIDの導入検討に役立つ最新情報をお届けする。 RFID

2 

RFID導入の現場から


 RFIDを流行語としてとらえている場合には、この言葉がもてはやされてからかなりの時間が経過していることから、RFIDはいまだに黎明期にとどまったままという印象を持たれる人も多いかも知れない。しかし、実際には実証実験の成果があらゆる分野で急速に実を結び始めているのである。



2-1

経産省が推進するRFID実証実験


 実際のRFID活用事例を紹介する前に、現在までにどのようなRFID実証実験が行われてきたのか、簡単にその概要をいくつか紹介しておこう。
 まず、家電業界では、メーカー〜物流〜小売〜消費者〜保守事業者間において、保守修理業務・在庫管理業務の効率化検証、金融機関との連携によるABF(動産担保融資)領域での新ビジネスモデルの検討が実施された。また、出版業界では、書籍への装着から古紙パルプ化に至るまでの出版流通において、一気通貫でICタグを利用し、各ステージにおける実用性・有効性が確認された。
 さらに、コンビニエンスストア業界では、中食(弁当、おむすび/調理パン等)工場においてソースタギングが実施され、中食工場〜物流センタ〜店舗においてコンビニエンスストアにおけるSCMでのICタグ活用の可能性が検証された。もちろん、百貨店業界でも、ソースタギングをベースとした製造・配送・販売の一気通貫型SCMビジネスモデルの検証(SCM実証実験)などが行われている。


●プライバシー保護と企業情報保護に焦点を当てた「セキュア電子タグプロジェクト」

 このほか、ICタグの互換性と低コスト化のための「響プロジェクト」(月産1億個を想定した場合、インレット1個あたり5円を実現)が、2004年8月から2006年7月の2年間にわたって実施された。また、ICタグの更なる普及拡大と国際競争力強化のために2006年8月〜2007年3月にかけて「セキュア電子タグプロジェクト」が実施された。このプロジェクトは特にプライバシー保護と企業情報保護に焦点を当てたものだ。
 響プロジェクトで開発されたICタグでは、ICチップを無効化するための「KILLコマンド」が用意されていて、商品を購入した後の消費者のプライバシーを守るための対策が施されている。しかし、響プロジェクトでは一度ICチップを無効化してしまうと二次流通やリサイクルの際にICタグを再利用することができない。そこで、セキュア電子タグプロジェクトではこうした不便を解消するため、正当なユーザからのパスワード入力により、ICタグを元の状態に復帰させ、再利用できるように改良したのである(図5)。


図5 プライバシー保護の技術開発
図5 プライバシー保護の技術開発
セキュア電子タグプロジェクトではICタグの再活性化が可能
資料提供:日立製作所

 同様に企業情報保護についても大きな機能強化が図られた。例えば、ICタグを複数企業で利用する場合、そこに格納されているデータが不正に改ざんされないよう、響プロジェクトではICタグのユーザバンク全体を書き込み禁止に設定できるようになっているが、セキュア電子タグプロジェクトでは、これをさらに進めて、ユーザバンクを複数のエリアに分割し、エリアごとに書き込みや読み出し禁止の設定ができるようにしたのである。


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INDEX

【1】RFIDの基礎のキソ

1-1 RFIDシステムを実現するためのハードウェアとソフトウェア

1-2 RFIDミドルウェアの最新動向

1-3 従来の自動認識技術(バーコード)との違い

【2】RFID導入の現場から

2-1 経産省が推進するRFID実証実験

2-2 最近のRFIDソリューション

2-3 RFID検証センタの今

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