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社員をフィッシング詐欺から守りたい

2012/01/26


 本物そっくりの偽メールやサイトを使って、インターネットユーザから個人情報などを盗み取るオンライン詐欺の1つ、「フィッシング詐欺」が相変わらず横行している。最近ではその手口が巧妙化していることから、深刻な被害が懸念されており、個人レベルだけでなく企業レベルでの対策も必要になってきた。また、自社サイトの偽サイトがフィッシング詐欺に使われた場合には、大切な顧客や取引先が偽サイトに誘導され、重要情報を盗まれたり、金銭目的の詐欺行為の被害を受けたりする恐れも出てくる。そこで、今回は社員と顧客を守り、自社の信用と名誉を保つためのフィッシング詐欺対策を紹介する。

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解決策1

フィッシング詐欺の最新手口を把握する

 フィッシング詐欺は、コンピュータウイルス同様、常に手口を変えながら、不特定多数のインターネットユーザに対して詐欺行為を挑んでくる。従って、効果的なフィッシング詐欺対策を実践していくためには、敵(フィッシング詐欺を行う犯罪者たち)の存在と最新手口を知ることが大切。そこで、まずフィッシング詐欺に関する「最新情報の入手方法」と、次のような「フィッシング詐欺に遭わないための心構え」を身につけよう。

心当たりのないメールは読まない、信用しない。

信用できるかどうか分からないサイトにアクセスしない。

むやみに個人情報等を入力しない。

定期的にフィッシング詐欺の最新手口をチェックする。

 例えば、情報処理推進機構(IPA)が提供しているフィッシング情報を確認したり、セキュリティ対策ベンダが公表している最新のセキュリティ情報を確認したりするとよい。
 また、このようなセキュリティ情報を社員全員が常に把握しているか確認するために、定期的にテストやチェックを行うことも必要。具体的には、「クリックジャッキング」(本人が気づかない間に全く別のボタンをクリックさせること)などの最新手口の存在を把握しているかどうか確認・指導しよう。以下の図の「標的サイト」と「攻撃者サイト」を逆にしたパターンが、フィッシング詐欺の手口として使用される場合がある。

図1 クリックジャッキング
図1 クリックジャッキング
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