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ソフトの不正利用を防ぎたい

2011/06/23


 ソフトウェアはまったく同じものを簡単にコピーできることから、以前から個人の間で違法コピー(著作権侵害)が広範囲に行われてきたという実状がある。こうした違法コピーによるソフトの不正利用は家庭内だけでなく、学校や企業、さらには行政機関でも蔓延するようになったことから、その取締りが次第に強化されつつある。もし、企業で使っているパソコンの中に、不正に入手したソフトがインストールされていることが発覚したら、その社員が罰せられるだけでなく、その組織もイメージダウンによる大きな損害を被ることになる。そこで、今回は組織内でソフトを不正利用できないようにするための方策を紹介する。

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解決策1

社員教育を徹底する仕組みを作る

 ソフトウェアの著作権に対する理解が低ければ、違法コピーに手を染めるなどして、ソフトの不正利用を行ってしまうケースが増えてしまう。また、違法であるという認識がなく、知らず知らずのうちに不正利用しているケースも少なくない。そこで、どんな場合に不正利用になるのか、ソフトの著作権やライセンス契約の基本について、社員教育を徹底することが重要だ。

  こうした教育を全社的に推進するには「Eラーニングツール」を利用するとよい。Eラーニングツールとは、ネットワークを介して学習や教材作成、成績・進捗といった情報管理を行う仕組みのことだ。Eラーニングツールのコンテンツ作成機能を使って、教育したい内容に合わせて教材(コンテンツ)やテスト問題を作成することが可能だ。例えば、「不正コピーにはどんな手段があるのか」や「なぜWinny(インターネットを通じて不特定多数の人とファイルを共有することができるソフトウェアの一種)などのファイル共有ソフトが問題視されるのか」、または「著作権侵害の罰則内容について」といったコンテンツを作成して提供するといった具合だ。また、コンテンツを公開している対象者の学習がどこまで進んでいるか、その進捗状況を管理する機能も提供されている。 一方、社員教育と同時にソフトウェア著作権に対する社内規律の周知を図り、社員同士でお互いにソフトウェアの不正利用を抑止できる社内環境を作り上げる必要もある。それにはグループウェアの「掲示板」機能がオススメ。
 この機能を利用すれば、見るべき人たちに伝えたい情報を伝達することができる。掲示板は部署・役職やプロジェクトごとに作成することが可能で、掲示期間を決めて各個人のポータル画面に自動配信することができる。例えばこうした掲示板に、ソフトウェアベンダの「不正コピー情報提供窓口」に関する情報や、社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)のソフトウェア管理者養成講座への参加情報を掲載したり、最新のソフトウェア著作権侵害に関する事件などを取り上げたりすると効果的だ。

図1:Eラーニングツール画面例
図1:Eラーニングツール画面例
Eラーニングツールのコンテンツ作成機能
資料提供:株式会社ビーエスピー

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