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自宅に仕事を持ち帰れるようにしたい

2011/06/23


 モバイルPCが普及した今では、街中の喫茶店やファーストフード店、あるいは電車内でも仕事にいそしむ人を見かけることが多い。街中では目にしなくとも、仕事を家に持ち帰ってしている人や、もともと原則的に家で仕事をする契約の人(在宅勤務)も多い。特に東日本大震災以降は、在宅勤務の必要性も高まっているようだ。しかし、その仕事の仕方を不安に感じることはないだろうか?例えば会社と自宅との移動中にもしもパソコンを紛失したら...、もしも通信内容がインターネットから外部に漏れていたら...。会社外での仕事の仕方にもいろいろあるが、今回は特に会社と同等の仕事を自宅でも安全に行うための秘訣を紹介しよう。

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解決策1

会社のパソコンを自宅で安全に利用したい

 会社の自分用パソコンには、すでに仕事に使いやすいようにソフトの導入や設定が済ませてあるはず。ウイルス対策ソフトをはじめセキュリティ対策も万全に施されているだろう。自宅でも出先でも、会社と同じパソコンを使いたいのが当然だ。しかし昨今の情報漏洩事件を知っている人なら、会社の仕事のデータが入ったパソコンを持ち歩くことの危険性に気づいているだろう。もしもパソコンを紛失したり盗まれたりしたら、あとで大変なことになりかねない。

 情報漏洩を防止するには様々な方法がある。例えば「基本ソフトでログイン/パスワードを設定しているから大丈夫」という人もいるだろう。しかしそれだけでは、少々パソコンに詳しい人なら、パソコンからファイルが保存されている記憶装置(ハードディスク)を取り出して、その中味を読み出すことができてしまう。また「ファイルの暗号化をしているから安心」という場合もあるかもしれない。しかし、それでもやはりフォルダ構成やファイル名などが簡単に読み取られて重要な顧客名やプロジェクト名などが流出してしまう危険がある。
 そこでハードディスクを丸ごと暗号化するハードディスク暗号化ソフトウェアを紹介したい。このソフトウェアを利用することで、ハードディスク全体(基本ソフトや業務用ソフト、設定ファイルや文書ファイル/フォルダなどのすべて)を暗号化し、パソコンの起動時に入力するパスワードを知らなければハードディスクを使えなくすることができる。これなら、ハードディスクを取り出されても読み出せない。さらに同じ暗号化ソフトを使ってUSBメモリやポータブル・ハードディスクなどの外部記憶装置も暗号化できる。

図1 ハードディスク全体の暗号化のイメージ
図1 ハードディスク全体の暗号化のイメージ

 しかし、自宅や出先で社内にあるデータが急に必要になった時に、必ずしも必要なデータが自分のパソコンに入っているとは限らない。こんなとき、会社と自宅とを接続すれば会社に保管されているデータを取得することができるが、通常は会社へ接続するまでにインターネットを経由しなければならないので、通信中に途中で盗聴される危険性がある。そのような時に備えて、会社側にSSL VPN(Secure Socket Layer Virtual Private Network)の設備を導入しておくのがオススメだ。SSL VPNはインターネットによる通信を暗号化して、安全に会社のネットワークと自宅/出先のパソコンとを接続する技術だ。社内での仕事の多くはパソコンのWebブラウザやメールソフトで行えることが多いだろう。そのような仕事なら、社内ネットワークとインターネットの間にSSL VPNを導入することで、自宅や出先からインターネットに接続して会社のサーバとの間で暗号化通信の仕組みを簡単に作ることができる。暗号化通信の仕組みはこれだけではないが、一般的なブラウザやメールソフトがSSL VPNに対応しているので、パソコン側に特別なツールを導入する必要がないのがこの方式のメリットだ。
 SSL VPNに加えて、ウイルス対策や不正アクセス対策など、複数のセキュリティ機能を備えたUTM(Unified Threat Management:統合脅威管理)製品を使えば、さらに安全性は高まる。

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PCや記録メディア、ファイルサーバのデータを暗号化。
安全性が確認できるプログラムのみ、機密データやOS管理領域へのアクセスを許可する。
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