社員でもアクセスできないエリアをつくりたい

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社員でもアクセスできないエリアをつくりたい

2011/06/20


 病院、劇場、ショッピングモールなど、街の中でも「関係者以外立入り禁止」というプレートを目にする機会は多い。しかし、こういうケースでは一般常識として「入ってはいけない」という理性が働くので、問題が起こることはあまり多くないかもしれない。厄介なのは、一般のオフィスビルや工場の中で、社員や関係者であっても特定の人しか入れないエリアを作る場合だ。「ここの社員なんだから、ちょっとくらい覗いてもいいよね‥」。実際のところ、社内でセキュリティを確保することは予想以上に難しいのだ。そんな時、特定の人しか利用できないエリアをつくるにはどうしたらよいのか、ここではその具体策を紹介していこう。

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解決策1

個人を特定して入出を許可する

 一昔前なら「部屋に鍵をかけ、その合い鍵を特定の人だけに配る」ということになるが、これでは鍵を他人に貸すことも合い鍵を作ることも、簡単にできてしまう。そこでまず考えたいのが、IDカード(ICカード)を利用した「入退室管理システム」だ。
 まず、入退室を許可する人だけにIDカードを発行する。IDカードといっても特別なものを用意する必要はなく、最近ではスイカやパスモをIDカードとして利用することもできる。そして、部屋の錠前を電気錠(電気で開閉できる錠前)に交換し、部屋の入口にIDカードを読み取る装置を設置する。後はシステムが自動的に管理してくれるので安心だ。
 使い方も至って簡単。パスモで改札口を通過する時の要領で、装置にIDカードをかざすだけ。登録されている人であれば、ドアの電気錠が自動的に開いて中に入れるというわけだ。この時、入退室の管理に必要なコンピュータシステムを自社内に持つ余裕がない場合や担当スタッフをおくことが難しい場合には、すべて任せられるサービスを利用するのが簡単だ。これなら、「社員がIDカードを紛失した」「うまく解錠できない」など、トラブルが発生した場合でもまとめて面倒をみてくれる。

図1 IDカードをかざすだけでドアの鍵が開く「入退室管理システム」
図1 IDカードをかざすだけでドアの鍵が開く「入退室管理システム」
資料提供:セコム株式会社

 IDカードは簡単に複製することはできないものの、カードをなくしてしまい、無効にする前に使われてしまえば、本来許可されていない人でも簡単に入室できてしまう。そこで次に考えたいのが、IDカードと本人だけが知る(持っている)情報を組み合わせてセキュリティレベルを向上させることだ。暗証番号を入力させる方法が一般的だが、その他にも最近ではATM等でも使われている生体認証(指紋や静脈など)を取り入れることもできる。

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