SLAの補填違いは?表には出てこない、Office 365とG Suiteの違い

この記事をtweetする このエントリーをはてなブックマークに追加


データセンターの場所、SLAの補填……
表には出てこない、Office 365とG Suiteの違い

PCソフト 2017/10/03

 今回は「Office 365」と「G Suite」の比較セミナーを実施している当社(富士ソフト)だからこそ知っている、あまり語られることがない両製品の違いについて紹介する。

データセンターの運用とデータ保存

 まず、データセンターの立地についてだ。Office 365は日本国内に、G Suiteは世界各地に分散配置されている。では、上記のデータセンター運用のメリットを考えてみよう。  

 Office 365は、日本国内で契約した場合、ほとんど全てのサービスが日本で運用され、準拠法も日本国法となる。万が一Microsoftとトラブルが発生した場合には、日本国法にのっとり対応できる。  

 一方、G Suiteは世界中どこから利用をしてもレスポンスが変わらない点が大きな魅力であろう。海外に拠点がある場合や、出張する機会が多い場合でも、その場所から日本国内と変わらないレスポンスでサービスを利用できる(ただし中国においては利用不可能)。    

 また、単純なデータ保存の方法をとっても2製品の間には大きな違いがある。Office 365はサーバのデータを丸ごと冗長化し、データセンターで保存している。ポイントは、仮想化された環境において、コンシューマー向けのサービスと企業向けサービスのデータがそれぞれ別のサーバで保存されていることだ。そのため、仮にコンシューマー向けサービスに問題が発生しても企業向けサービスのデータは影響を受けることがない。   

 対してG Suiteは、データを複製し、さらにそれらの全てを細分化してから複数のサーバに分散して保存している。G Suiteも、コンシューマー向けのサービスに問題が発生しても企業向けサービスのデータが影響を受けることはないが、その仕組みは「Google File System」というGoogle独自の分散ファイルシステムによって実現されている。元のデータを複製し、細分化かつ暗号化した上で、世界各地のデータセンターに分散して保存しているのである。そのため、優れた難読性と冗長性を実現している。万が一、データセンターからサーバごと持ち出されたとしても、データの中身を読み取られることはない。さらに、サーバやデータセンターの一部に障害が発生した場合でも、元データを問題なく閲覧できる。

図をご覧いただくには・・・
会員登録いただくと自動的にこの記事に戻り、図がご覧いただけます。

会員登録(無料)・ログイン

Office 365とG Suiteのデータ保存の違い

機密情報の管理方法

 さらにユーザーが持つ機密情報の管理機能についても違いがある。  

 Office 365は、Microsoftが提供する「Azure Rights Management Services(Azure RMS)」を有効化することで「Information Rights Management(IRM)」の機能を利用できる。IRMは機密情報などの重要なドキュメントなどに対して印刷や保存、編集、コピーといった操作に関する権限情報をきめ細かく設定できる。これにより、アクセス権のないユーザーはファイルを開くことができないようにしたり、アクセス権のあるユーザーに対してもファイルを開くことはできるが内容をコピーさせない、印刷させないなどの操作を制御したりできる。権限情報はファイルに対して埋め込まれるため、自分の手元から離れたファイルに対しても永続的に保護できる。つまり、IRM によって暗号化されたファイルは、関係者以外は確認できないのである。また、Exchange Online や SharePoint Online とIRM を連携させることでメールやドキュメントの自動暗号化を行うことも可能である。 

※会員登録いただくと図をご覧いただけます。
会員登録はこちら(無料)

G SuiteのIRM機能

 一方、G SuiteはIRMにより、共有の詳細設定メニューからGoogle ドライブを使っているユーザーのダウンロード、印刷、コピーといった機能を無効化できる。  

 難しい設定は一切なく、共有の際に「コメント権を持つユーザーと閲覧権を持つユーザーのダウンロード、印刷、コピーを無効にします」のチェックボックスをクリックするだけで設定ができる。

SLAを下回るとどうなるのか

…この記事の続きは、会員限定です。  会員登録はこちら(無料)

続きを読むには…
会員登録いただくと自動的にこの記事に戻り、続きが読めます。

会員登録(無料)・ログイン

このページの先頭へ

Office 365 G Suite/SLAの補填違いは?表には出てこない、Office 365とG Suiteの違い」関連の情報を、チョイスしてお届けします

※キーマンズネット内の「Office 365 G Suite」関連情報をランダムに表示しています。

Office 365 G Suite」関連の製品

クラウド型ワークフローシステム 「Styleflow」 【TDCソフト】 Webシングルサインオン 「Evidian Web Access Manager」 【EVIDIAN-BULL JAPAN】 クラウド型メール誤送信対策サービス 「Active! gate SS」 【クオリティア】
ワークフロー シングルサインオン メールセキュリティ
Excel/Wordファイルを取り込むだけでWeb申請フォームを作成できる、シンプルデザインのクラウド型ワークフロー。日本のワークスタイルに合わせた各種機能を搭載している。 さまざまなWebアプリケーションや、Office 365、Salesforce、G-suite等のクラウドサービスに対し、シングルサインオンによるアクセス/認証連携を提供。 クラウド型メール誤送信対策サービス
◎7つのアプローチを網羅し本格的な対策を実現
◎短期間で簡単に導入可能
◎サーバ構成に依存せず、G Suite、Office 365にも対応

Office 365 G Suite」関連の特集


Microsoft OfficeとSaaS版のMicrosoft Officeは何が違うのか? Mi…



Office 365 とG Suite(Google)、どちらの使い勝手がお好き? OneDrive…



Office 365もWeb会議も、通信環境には大いに「課題あり」。しかし、実に47.3%がWAN高…


Office 365 G Suite」関連のセミナー

メジャークラウド(G Suite、Office 365)活用セミナー福岡 【サテライトオフィス/ネクストセット】 締切間近 

開催日 10月26日(金)   開催地 福岡県   参加費 無料

サテライトオフィス / ネクストセット がお薦めする、メジャークラウドを一挙にご説明いたします!<G Suite (旧名:Google Apps for Wor…

Microsoft Office 365 活用セミナー 【ネクストセット】 締切間近 

開催日 10月9日(火)〜10月10日(水),10月24日(水)〜10月25日(木)   開催地 オンラインセミナー   参加費 無料

「クラウドを導入したいが何を選べばいいのか?」「Office 365とG Suite(旧名:Google Apps) は何が違う?」グループウェア、メールシステ…

Findixで解決! Office 365 まるわかりセミナーin福岡 【ファインディックス】  

開催日 11月14日(水)   開催地 福岡県   参加費 無料

「Office 365 まるわかりセミナーin 福岡」を11/14(水)に開催します。Office 365を活用して新しいワークスタイルや業務効率が実現できる方…

「PCソフト」関連 製品レポート一覧

このページの先頭へ

Office 365 G Suite/ SLAの補填違いは?表には出てこない、Office 365とG Suiteの違い」の記事を一部ご紹介しました。
会員登録を行い、ログインすると、「Office 365 G Suite/ SLAの補填違いは?表には出てこない、Office 365とG Suiteの違い」の記事の続きがお読みいただけます。


Myリストへ

この記事をtweetする このエントリーをはてなブックマークに追加


この記事に掲載している情報は、掲載日時点のものです。変更となる場合がございますのでご了承下さい。


30009933


IT・IT製品TOP > PCソフト > オフィスソフト > オフィスソフトのIT特集 > 特集詳細

このページの先頭へ

キーマンズネットとは

ページトップへ