Office 365とG Suite、情シスはどっちが管理しやすい?

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Office 365とG Suite、情シスはどっちが管理しやすい?

PCソフト 2017/09/05

 前回までは、「Office 365」と「G Suite」のサービス面について解説したが、今回は両製品の運用、管理面について紹介する。

企業ツールとしてのサービス提供

 Googleが提供する G Suiteの各サービスは、コンシューマライゼーションの流れをくんでいる背景を踏まえると、おのずとその管理機能も見えてくる。つまり、どのようなエンドユーザーが触れても操作に問題ないようなシンプルな設定項目が用意されているということだ。Office 365については、Microsoftがエンタープライズ向けにサービス提供を続けてきた背景から、企業での利用に必要な設定項目が詳細に用意されている。  

 ビジネスアカウントで契約すると、Office 365、G Suite両製品ともに自社ロゴの挿入をはじめ、ユーザー管理など、一般的な企業向けITツールとしての管理機能は提供されることになる。  

 提供されているサービスはユーザー/グループごとに設定できるため、今まで紹介をしてきたメールやカレンダー、ドキュメント共有といったサービスについても、業務内容に即したグループごとに利用制限をかけたりすることが可能である。

Office 365の特徴

 Office 365の管理は、「Office 365 管理センター」という管理ポータル上で行う。ここでは、ユーザーアカウントの管理やライセンスの割り当てといったサブスクリプションの管理などOffice 365全般の設定を行える。設定関連の他にも、Office 365の新機能や変更内容を確認できる「メッセージセンター」やOffice 365のサービス稼働状況を把握できる「サービスの正常性」、またユーザーの利用状況を把握するためのレポートなど、管理者がOffice 365の運用管理を行う上で必要な情報を確認できる。  

 また、Office 365について技術的な疑問点が生じた場合は、日本マイクロソフトが電話またはオンラインで24時間365日、日本語で対応してくれる管理者専用のサポート窓口 (無償) を用意しているので安心といえるだろう。

Office 365 管理センター

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Office 365 管理センター
Office 365 管理センター:メッセージセンター

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Office 365 管理センター:メッセージセンター
リアルタイムな情報公開のためにメッセージは英語で投稿される(日本語を含む各言語に機械翻訳が可能)
Office 365 管理センター:サービス正常性

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Office 365 管理センター:サービス正常性
サービス単位で稼働状況を確認できる。発生しているサービスインシデントの状況を素早くかつ詳細に把握できる
Office 365 管理センター:利用状況レポート

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Office 365 管理センター:利用状況レポート
サービス単位で利用状況を確認できる。ドリルダウンすることでユーザーレベルまで詳細情報を把握できる
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Office 365 管理センター:サポート
オンラインでの問い合わせフォームによるリクエスト発行のほか、Microsoftが運営するOffice 365 フォーラム(公式掲示板のようなWebサイト。ユーザーが質問すると他のOffice 365 ユーザーやマイクロソフトのサポート部門が回答してくれる)、電話での問い合わせとサポート体制が整っている

社内のActive Directoryとの同期

 Office 365のID管理は「Azure Active Directory (以下、Azure AD)」と呼ばれるクラウド上の認証基盤で行う。社内の認証基盤としてActive Directory (以下、オンプレAD)を利用している場合は、Microsoftが提供しているディレクトリ同期ツール (*1) を使ってオンプレAD の情報をAzure AD に同期させるという選択肢が用意されている。同期させることによって社内で利用しているアカウントをOffice 365でも利用できるようになるため、ユーザーはOffice 365を利用するために新たにID・パスワードを覚える必要がなくなる。また、管理者もID・パスワードの管理をオンプレADで一元化することができるので、運用負荷を軽減できる。

(*1)https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/active-directory/connect/active-directory-aadconnect

Office 365 PowerShell による一括処理

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