標的型攻撃対策とUTMの導入状況(2017年)・後編

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導入率から使い勝手まで! IT担当者300人に聞きました

標的型攻撃対策とUTMの導入状況(2017年)・後編

2017/07/13


 キーマンズネットは2017年5月30日〜6月6日にわたり、「標的型攻撃対策とUTM(統合脅威管理)の導入状況」に関するアンケートを実施した。全回答者数353人のうち、情報システム部門は38.2%、事業部門が37.7%、管理部門が13.6%、経営者・経営企画部門が10.5%という内訳であった。  

 本稿は、前編に続きUTMの導入目的や満足度、導入時の問題点など2015年に実施した調査と比較して分析。導入率は5割を下回るUTMだが、満足度は非常に高い製品・サービスであることなどが分かった。なお、グラフ内で使用している合計値と合計欄の値が丸め誤差により一致しない場合があるので、事前にご了承いただきたい。

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導入目的は「標的型攻撃対策の実現」が過半数、2年前と比べて大幅増加する結果に

 前編でUTMの導入率は全体の32.3%と、2年前の調査に比べ4.6ポイント増の微増傾向にあることを紹介したが、どのような目的での導入が増えているのだろうか。導入済み企業を対象に「導入目的」について調べたところ、1位は「標的型攻撃対策の実現」で52.6%、2位は「複数のセキュリティ対策を同時に実現するため」で50.9%、3位は「セキュリティ運用管理負荷の軽減」で48.2%、4位は「セキュリティ投資コスト削減」で35.1%と続く結果となった(図1)。前回調査では3位だった「標的型攻撃対策の実現」が12.9ポイント増加して今回は1位に順位を上げるなど、複数のネットワークセキュリティ機能を備えるUTMによる標的型攻撃対策の有効性がここ2年で認められてきたと推測される。

 加えて前回調査時は2位だった「セキュリティ運用管理負荷の軽減」が5.7ポイント増、6位だった「セキュリティ投資コスト削減」も2.2ポイント増加しており、UTMの特長である管理者の負荷軽減やセキュリティ投資コスト削減といったポイントも注目されているようだ。

図1 導入目的

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図1 導入目的

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「最低限のセキュリティ確保」「費用対効果が高い」など、約9割が「満足」と回答

 次に、UTMを「導入済み」と回答した方にその「満足度」を尋ねた。その結果「とても満足している」が6.1%、「まあ満足している」が83.3%、「やや不満がある」が9.6%、「とても不満がある」が0.9%となり、まとめると「満足」と回答した割合は89.4%と約9割、「不満」が10.5%となり、UTMは満足度が高い製品・サービス群であることが分かった。 

  「満足」と回答した方からは、「最低限のセキュリティが確保されており、大きなトラブルにもつながっていない」「費用対効果が高い」「製品のサポート体制がしっかりとしている」といった声が挙がっている。  

 一方、「不満」と回答した方からは「詳細な運用管理情報が取得できない」や「回線業者のUTMサービスを利用しているが、自由度が低かったり、パフォーマンスが悪かったりする」「海外製品のため、各種操作が不明確である」といった声が聞かれた。国外製品も多く、さまざまなサービス形態で提供されるUTMでは、製品選定を一歩間違えると運用管理面やセキュリティ強度の面で差が出ることも少なくない。もしもの事態を回避するためにも、自社体制やセキュリティポリシーに沿ったUTM製品やサービスを慎重に選定する必要がありそうだ。

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