企業におけるファイルサーバの利用状況(2016年)・後編

この記事をtweetする このエントリーをはてなブックマークに追加

導入率から使い勝手まで! IT担当者300人に聞きました

企業におけるファイルサーバの利用状況(2016年)・後編

2017/02/09


 キーマンズネットでは、2016年11月21〜30日にかけて「企業におけるファイルサーバの利用状況」に関するアンケートを実施した(有効回答数:381)。  

 回答者の顔ぶれは、企業規模別では、従業員数が1000人を超える大企業が39.9%、101〜1000人以下の中堅企業が37.8%、100人以下の中・小企業が22.2%、業種別では、IT製品関連業が44.1%、IT関連外の製造業が31.4%、流通・サービス業全般が15.1%、公共機関を含むその他の業種が9.5%という構成比であった。  

 今回は、「ファイルサーバの利用状況」について聞いた調査結果を前・後編に分けてお届けする。前編では主に、「ファイルサーバの利用状況」「満足度」「導入またはリプレース予定の有無」を紹介した。  

 後編である本稿では、より具体的に「ファイルサーバに対する不満(課題)」「ファイルサーバのリプレースや見直しの実施状況」「ファイルサーバ代替サービスの検討状況」などについて明らかにしていく。  

 なお、グラフ内で使用している合計値と合計欄の値が丸め誤差により一致しない場合があることを予めご了承いただきたい。

※「ファイルサーバ/企業におけるファイルサーバの利用状況(2016年)・後編」の記事を一部ご紹介します。会員登録を行い、 ログインすると、「ファイルサーバ/企業におけるファイルサーバの利用状況(2016年)・後編」の記事全文がお読みいただけます。

会員登録はこちら(無料)



1

不満がないわけではない――容量、管理、アクセス性

 前編では、回答者のほとんどが業務でファイルサーバを利用しているにも関わらず、大きな不満や特段の拘りもなさそうで、現状維持ムードが強いことが分かった。  

 そこでまず、ファイルサーバを利用しているとした回答者(n=323)に「現在利用しているファイルサーバにどのような不満(課題)があるか(複数回答)」を聞いたところ、323人中277人が何らかの不満(課題)を選択した。その内訳は、多い順に「容量が足りない(52.0%)」「持ち主不明のファイルを管理できない(45.1%)」「社内からしかアクセスができない(34.7%)」「組織改編に追従したディレクトリ管理が煩雑(30.0%)」となった(図1)。

図1 現在利用しているファイルサーバにどのような不満(課題)があるか(複数回答)

図をご覧いただくには・・・
会員登録いただくと自動的にこの記事に戻り、図がご覧いただけます。

会員登録(無料)・ログイン

図1 現在利用しているファイルサーバにどのような不満(課題)があるか(複数回答)

 第1位の「容量」に関する不満(課題)の詳細をフリーコメントから拾ってみると、「フォルダごとの容量制限」「ユーザー単位の容量制限がある」といったあたりにその原因があるようだ。  

 第2位の「持ち主不明のファイルを管理できない」は、誰しもが実感しやすい点だろう。多くの企業で、「更新されている記録はないが、削除していいかどうか判断できない」「作成者が退職してしまい、現時点で所有者(管理者)が分からない」といったファイルが多数存在していることが容易に想像できる。こうしたファイルは増える一方であることが多く、増えれば増えるだけ、第1位の「容量が足りない」状況を悪化させることにもなり、かなり厄介な問題である。実際、フリーコメントの中には「ファイルが重複している」「同じファイルが複数箇所に点在しているが、現実的には整理ができず増えていく一方で減ることはない」というコメントが見られた。  

 また、その他の具体的な回答として、「柔軟なアクセス権が設定できない」「権限設定を行うと管理しきれない」「複数人で共有できない」「レスポンスが遅いときがある」「アップロード、ダウンロードが遅い」「アクセスが集中すると共有ファイルが開けなくなる」「検索性が悪い」といった不便さを指摘する声が挙がっている。

…この記事の続きは、会員限定です。  会員登録はこちら(無料)

続きを読むには…
会員登録いただくと自動的にこの記事に戻り、続きが読めます。

会員登録(無料)・ログイン

このページの先頭へ
関連キーワード

ファイルサーバ/企業におけるファイルサーバの利用状況(2016年)・後編」関連の情報を、チョイスしてお届けします

※キーマンズネット内の「ファイルサーバ」関連情報をランダムに表示しています。

ファイルサーバ」関連の製品

ランサムウェア対策や情報漏えい対策に失敗した企業は、何が間違っていたのか? 【ダイワボウ情報システム+他】 Obbligato 持ち出し制御ソリューション 【NEC】 FileBlog(ファイルブログ) 【鉄飛テクノロジー】
SDN DLP 文書管理
サイバー攻撃による情報漏えいや業務停止といった被害が後を絶たない。多くの企業は“鉄壁な防御”を目指して対策を進めているはずなのに、なぜ被害がなくならないのか。 共有サーバ上の機密データのみ持ち出し(印刷、コピー、メール添付など)を禁止し、機密でない通常データは、いつも通り持ち出し可能で利便性を確保。サービス利用も可能。 ファイルの検索性に優れたWebベースの文書共有システム。ファイルの画像プレビューや属性管理など、シンプルで高性能な仕組みを簡単に導入できるのが特長。

ファイルサーバ」関連の特集


サーバ仮想化やVDIなど、仮想環境でのシステム利用は増加中。そして次にくるのが、ストレージプールを仮…



電子帳簿保存法が施行されて導入が進んだ電子帳票システム。最近ではレガシーマイグレーションにおける帳票…



日々の業務で積み重なっていく書類。その中から必要な書類を探すことに一苦労…。こんな経験ありませんか?…


ファイルサーバ」関連のセミナー

Office 365ハンズオンセミナー【Office 365の基礎】 【カコムス】  

開催日 11月10日(金)   開催地 大阪府   参加費 無料

大変ご好評頂いておりますOffice365/Microsoft Azure/SharePoint Onlineハンズオンセミナーを、10月〜11月にカコムス大阪…

国内400社のサーバー管理者が推奨するストレージ管理術とは 【オーシャンブリッジ】  

開催日 10月20日(金)   開催地 東京都   参加費 無料

近年は電子文書や写真などのデータ容量が急激に増加しているにもかかわらず、ファイルは長期間保管されることが求められています。それに伴い、今後のファイルサーバーの運…

ビジネス版Facebook「Workplace by Facebook」活用セミナー 【サテライトオフィス】  

開催日 11月17日(金)   開催地 東京都   参加費 無料

※ビジネス版Dropboxセミナーと共同開催です!社内SNS/メッセンジャーで社内情報共有<ビジネス版Facebook :Workplace by Facebo…

「サーバー」関連 製品レポート一覧

このページの先頭へ

ファイルサーバ/ 企業におけるファイルサーバの利用状況(2016年)・後編」の記事を一部ご紹介しました。
会員登録を行い、ログインすると、「ファイルサーバ/ 企業におけるファイルサーバの利用状況(2016年)・後編」の記事の続きがお読みいただけます。


Myリストへ

この記事をtweetする このエントリーをはてなブックマークに追加


この記事に掲載している情報は、掲載日時点のものです。変更となる場合がございますのでご了承下さい。


30009356


IT・IT製品TOP > サーバー > ファイルサーバ > ファイルサーバのIT特集 > 特集詳細

このページの先頭へ

キーマンズネットとは

ページトップへ