ビジネス版"LINE"導入でカフェはどう変わる?

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ビジネス版LINEの導入でシャドーIT撲滅! その効果は?

2016/10/19


 多くの支店・営業所を開設している企業にとって、本社と拠点、あるいは拠点同士のコミュニケーションは意外に難しいものだ。直接話すことができれば簡単・スピーディーに互いの意図が伝えられるが、離れた拠点にいるメンバーと頻繁に会うのは手間も時間も掛かってしまう。かといって、メールでやりとりすると、大切な連絡が他のメールに埋もれて見逃されてしまう危険性が小さくない。かといって、メールでのやり取りは、時間や手間が掛かる上に、意図が伝わらず誤解が生まれる危険性もある。そこでオススメしたいのが、ビジネスチャットなどの企業向けコミュニケーションツールだ。
 今回は、「ビジネス版LINE」を導入した企業を取材。ツールを導入したことで、社内のやりとりはどう変わったか。それにより、どのような効果が得られたのか聞いた。

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導入企業プロフィール

株式会社エスエルディー
従業員数/247人、アルバイト899人(2016年3月末現在)
売上高/52億7200万円(2016年3月期)
事業内容/kawara CAFE&DININGを始めとする直営飲食店舗の運営及び空間プロデュースを通じたカルチャーコンテンツ提供事業
企業サイトへ

導入製品・ソリューション

企業向け総合コミュニケーションツール「Works Mobile」
ワークスモバイルジャパン
企業サイトへ


課題 導入システム 効果

 店舗スタッフはPCでメールを確認する時間が限られ、連絡が遅れがちだった。また、急激な会社の成長に伴い、各自の判断で社外のITサービスを使っている状況も問題だった。

 企業向け総合コミュニケーションツール「Works Mobile」(ワークスモバイルジャパン)を導入。

 本社と店舗などの連絡がスピーディーになり、社内コミュニケーションが活性化。それまで個々に導入していたツールが集約され、使い勝手もグッと良くなった。


1

会社の急成長に社内コミュニケーションインフラの整備が追い付かなかった

■メールを使った情報伝達・共有に限界を感じていた

 エスエルディーの企業理念は、「To Entertain People〜より多くの人々を楽しませるために」。和のテイストを取り入れた「kawara CAFE & DINING」に象徴されるように、単に食事を提供するだけでなく、音楽やアート、デザインなどのコンテンツと組み合わせることで空間そのものも満喫できる飲食店をプロデュースしている。また、ライブハウス「LOOP」の運営や、音楽フェス・船上ライブなどの企画でも広く知られている企業だ。  

 同社では、飲食店やライブハウスなど69店舗(2016年3月末現在)を展開中だ。直近の2期年ほどで、店舗数は20程度増えた。また、2015年3月には東証JASDAQへの上場を実現。事業規模は急速に拡大している。一方、社内インフラの整備は事業の急成長になかなか追い付いていなかったという。

担当者のナマ声:LINEなどの外部サービスを使って業務を遂行していた

 「全社的な通達、店舗統括部門と各店舗の指示や報告、店長同士の情報共有といった連絡はほとんど、メールに頼っていました。

 しかし、組織が大きくなるにつれてメールの数が増えていき、何か確認したいことがあって過去のメールを探そうとしても、なかなか見つからないということが増えるようになりました。店舗数、社員数が急速に増えていく中、社内コミュニケーションの仕組みを変えていかなければという焦りは、多くの人が持っていたと思います。  

 また、店長をはじめとする店舗スタッフは、お客さまへの対応などで店頭に出ていることがほとんどです。PCでの作業は開店前と開店後に限られてしまうケースが珍しくなく、メールで連絡を取り合うと、1つのやりとりに何日も掛かってしまう危険性がありました。そこで、素早く連絡を取りたいときは、LINEなどを使うケースが多かったようです。LINEやDropbox、Googleカレンダーなどの外部サービスは各従業員のプライベートなアカウントで運用されていて、セキュリティの不安もありました」
(エスエルディー 経営企画部IT推進チーム マネジャー 中村 仁氏)

IT部門の責任者である中村氏
IT部門の責任者である中村氏
「社内コミュニケーションの基盤を整備し、メンバー同士がスムーズに連絡を取り合える環境を作ることが当時の課題でした。そのためには、グループウェアの導入が最適だろうと判断したのです」(中村氏)

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