【第10回】日本本社と海外拠点の要件ギャップ

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2016/05/23

海外拠点のあるべき姿とは

自己紹介
太陽グラントソントン株式会社 今井 武
主な経歴
上場一部SIベンダーにて日本国内を中心に基幹業務システムのマーケティング・販売に従事。その後、太陽グラントソントンにて海外進出企業、外資系企業を中心にグローバル対応の基幹業務システムの企画・立案・実行…

【第10回】日本本社と海外拠点の要件ギャップ

前回までのコラムでは、「要件定義前の準備」「要件定義の進め方」「要件確定条件」の順に要件を固めていく手順をご紹介しました。

■「要件定義前の準備」
スムーズなヒアリングをするために「誰に」「何を聞くのか」を分類化し、参加者のグルーピングや役割、また要件定義を実施する際に準備しておくと参考となる資料などを説明しました。

■「要件定義の進め方」
プロジェクトメンバーへのヒアリング方法、現状の業務フロー図の作成方法、課題や要件を整理して新業務フロー図(あるべき姿)をどのように作成するか。そして最後にそれらをRFP(提案依頼書)としてまとめる流れをお話しました。

■「要件確定終了条件」
要件を確定する際に立ちふさがる4つの壁(組織の壁・経験の壁・予算の壁・決断の壁)を「利害関係者」と「経営者」が協力して乗り越えていくことが重要であるという説明をしました。一連の流れを通じて、スムーズに要件を確認し、まとめる方法を理解していただけたと思います。

今回は、海外拠点の情報システムに関わる要件を満たすために作成するRFP(提案依頼書)の作成ポイントを説明します。

日本本社と海外拠点の要件ギャップ

まず、新しく海外拠点に情報システムを導入する場合に、日本本社と海外拠点の双方からヒアリング時によく聞かれる内容を確認します。

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