優秀な人材を獲得するには?”採用計画”の立て方

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優秀な人材を獲得するには?”採用計画”の立て方

情報システム 2016/06/06

 チームが強い営業組織となり、企業の売上に責任をもって貢献するためには、営業担当者の成長は必須です。本連載では営業担当者が持つべきスキルや姿勢、テクニックなどを“営業力アップの極意”と称して紹介していきます。(本記事は株式会社システムズナカシマ「強い営業育成講座」に掲載された記事を一部転載したものです)

 企業では、新卒・中途など人材を採用する機会がありますが、そのための採用計画は立てられているでしょうか。採用計画を的確に立てておくことは、優秀な人材を採用する上で重要なことです。ここでは、採用計画の立て方についてまとめます。

採用計画はなぜ必要なのか?

 採用計画はなぜ必要なのでしょう。それは、自分の会社の方針にマッチした人、能力のある人に入社してもらうためです。しっかりとした採用計画の元で計画的に採用することで、会社にマッチする人材を確保できる可能性も高くなります。
 
 逆に行き当たりばったりで採用活動をしていると、すぐに辞めてしまって会社自体の離職率が高いと判断されてしまうこともありますし、事業計画への悪影響も考えられます。

目的をはっきりさせることが採用計画の出発地点

 採用計画を立てるためには、まず採用の目的が重要です。
 
●どの職種の人が必要なのか
●どの仕事をしてもらうために必要なのか
●どのくらいのスキルのある人が必要なのか


 上記の項目をはっきりとさせましょう。必要スキルのない人に応募してもらっても仕方ありませんし、逆にオーバースキルの人を採用してしまうとその分給与や待遇を上げなければならず、予算を圧迫してしまう可能性もあります。

採用計画を事業計画にもフィードバックする

 必要な人材と会社の方針や事業計画、数字目標などとの擦り合わせを行います。採用計画と事業計画は直接関係ないように思われるかもしれませんが、実は密接な関係にあります。
 
 人材を採用する際は、育成の期間や採用にかかる費用を計算した上で、中期の事業計画、数値目標を考える必要があります。採用計画を数字で確認できるようにすることで、採用に関しての組織内での認識を統一させることができます。

採用計画を立てる時に考慮すべきポイント

 採用計画を立てる際には、内部の事情はもちろんですが外部から受ける影響や動向も考えなくてはなりません。
 
●ライバル会社の採用の動向
●就職活動している人たちの動き
●社会情勢や景気の動向

 
 このような項目などは、特に注意しておかなくてはなりません。外部の動向は自分たちで調整できるものではないのですが影響が大きい部分ですので、マーケティング要員として専門でチェックする担当者を置いておき、常に広い視野で人の動きを把握できるようにしておきましょう。

良い人材を”獲得”できる採用計画の立て方

 そして採用計画の立て方ですが、ここではステップバイステップで書き出して、組織内で共有することが大切です。

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 必要があれば「表」などを使って視覚的に分かりやすくします。スケジュールなどは特に時系列で流れが分かるようになっているといいでしょう。

採用活動と採用後、または採用できなかった場合

 採用計画を立てて会社の承認が下りたら、人材募集→応募者への対応→選考→合否連絡というのが採用までの流れになります。もちろん採用後も、研修や手続きなどを随時行っていかなればなりません。入社した新人が業務を覚える頃には、次の採用計画を具体的にしていかなくてはいけない時期になっているでしょう。
 
 採用ができなかった場合には、採用活動の失敗とみなされてしまいます。その場合には、次回にはもっと綿密な採用計画を立てた方がいいということです。

 人材は実際に採用してみなくては分かりません。だからこそ起こるべきリスクを予想しての採用計画は必須なのです。人材の採用は行き当たりばったりではできません。採用計画をきちんと立てるかどうかで採用できる人材に差が出ますので「人がすぐ辞めてしまう」「優秀な人材が採用できない」と悩んでいる企業は、1度採用計画を見直してみてはいかがでしょうか。

筆者(企業)プロフィール

株式会社システムズナカシマ専務取締役 橋本 幸夫
主な経歴:昭和52年関西学院大学商学部卒業後、ナカシマプロペラへ入社。国内造船所向け営業を担当。昭和60年システムズナカシマ設立と同時に出向、創業メンバーとして自社開発のCADの販売に従事。平成10年NICE営業物語の外販を開始。平成16年には日本マイクロソフトと共同で、建築設備業を対象とした「全国設備業IT推進会」を設立し、理事に就任。現在4万8千社の会員を擁している。また、平成24年より「営業スタイル研究会」を立ち上げ、営業職の異業種交流を目的にセミナーを定期開催。平成20年より現職。昭和29年生まれ。
自社ホームページで連載中の「強い営業育成講座」でも、随時執筆を担当している。

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