FacebookやGoogleも導入?Siri開発者が放つ新アシスタントはViv

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掲載日 2016/05/26

FacebookやGoogleも導入?Siri開発者が放つ新アシスタントは“Viv”

AppleのiPhoneが搭載する音声アシスタント技術Siriを開発した技術者らが、人工知能(AI)による新パーソナルアシスタント技術「Viv」を発表。Siriを超えるとして注目が集まる。

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 音声やチャットなどのテキストのコマンドに対し、AIが応答する技術に各社が力を注いでいる。AppleのSiriの他にも、MicrosoftのCortanaや、Amazonの「Alexa」がある。最近ではFacebookがチャットボットの開発計画を明らかにしたほか、Vivの発表の後にGoogleもパーソナルアシスタント機能「Google assistant」を発表している。

 Viv開発の中心となっているダグ・キットラウス氏とアダム・チェイヤー氏は、Appleが2010年に買収したSiriの共同創業者だ。Vivへ注目度は高く、GoogleとFacebookがVivに買収を申し入れたという関係者情報もあるほど。実際Facebookのマーク・ザッカーバーグCEOは、Vivの出資者のひとりだ。
Vivのデモを行うダグ・キットラウス氏
 VivがSiriを超えると言われているのには理由がある。キットラウス氏らによれば、現在のSiriは開発当初所持していた機能を失っているからだ。

 2010年当時のSiriは、Yelp、StubHub、OpenTable、Google Mapsなど、42種類のWebサービスとの提携により、これらのデータを吸い上げることで、Siri単独でチケットの購入やレストランの予約などが可能だった。

 しかしSiriがAppleに買収されたことで、提携は白紙に戻り、その後復活することはなかった。現在のSiriでは、予約をするには別アプリを開かなければならない。

 キットラウス氏、チェイヤー氏を含むSiriのオリジナル開発チームメンバーの約3分の1がAppleを退社、現在Vivの開発に取り組んでいるという。

 Vivは当初のSiriが目指していた、多種多様な端末で利用でき、あらゆるサービスに対応可能なパーソナルアシスタントを目指しているという。幅広い外部サービスとの連携、統合を予定しており、現在既に約50社と提携している。

 関心は非常に高い分野ではあるが、ユーザの質問に的確に応えるにはデータの蓄積が欠かせない。となるとやはり気になるのはプライバシーとセキュリティの問題であり、多くの読者からこれらを懸念する声が上がっている。
  • 「この種のデモにはいつも疑問を感じる。本当に見たいのは、強い訛りや癖のある人が、騒音の激しい通りで質問しても、正しい答えが返ってくるかどうかということだから」(アメリカ)
  • 「タクシーを呼ぶだけの新しい製品なんていらないよ。本当にほしいのは、データやめる、議題、時間、会議、仕事、調査、生産性に関するすべてのことをオーガナイズしてくる、インテリジェント・アシスタンスだろう?」(不明)
  • 「みんないろいろ言ってるけど、プライバシーとセキュリティがいちばん気になる」(不明)
  • 「Vivはデータをリモートに保管するんだろうか。それともデバイス本体に保管するのかな。それが知りたい」(不明)
  • 「重要なのはプライバシーじゃないかな。この手のアシスタンスソフトウェアはユーザのすべてを知っていて、クラウドかどこかに情報を保管しているわけだから。ハッキングされる可能性がゼロとは言えない」(不明)
  • 「どれだけ多くの企業がVivを製品に採用するかどうかが鍵になると思う」(不明)

※上記枠内はすべて編集部訳

(執筆者:岡 真由美)
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