第2回:何故わが社は事業を継続するのか

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2016/02/10

【レポート】「BCP策定の現場から」

自己紹介
ニュートン・コンサルティング株式会社 高橋 篤史
主な経歴
SI企業にて、長年お客様のシステム構築に携わり、組織とITの関係が変化していくさまを肌で感じてまいりました。昨今、ITの重要性は広く認知され、サイバー攻撃などそのリスクも急速に広まってきています。コン…

第2回:何故わが社は事業を継続するのか

 みなさん、こんにちは。ニュートン・コンサルティング株式会社の高橋です。第1回では矢澤興業株式会社がBCP策定の意思決定に至った経緯をお伝えしました。

 今回はいよいよ初回のセッションです。引き続き、事務局を務めることとなった川中総務部長にその様子を語っていただきます。


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必要なのは誰?

 矢澤興業のBCP策定プロジェクトは社長指示により、少数精鋭の体制で進めることになりました。プロジェクトオーナーは矢澤社長。最終成果の承認を行います。プロジェクトリーダーの横井製造部長は、主に進捗確認と毎回のセッションでの意思決定を行います。メンバーは、製造部若手ホープの田代工君、ベテラン営業マンの山本健太郎さん、そして総務部システム担当の金子美紀さんに絞りました。いずれも現場をよく知っており、豊富なアイディア提供が期待できる人材です。私、川中は事務局として主に内部調整と、アドバイザリーであるNコンサルティングとのコミュニケーションを務めることとなりました。期間は2ヶ月半、全5回のセッションでBCP策定を進めていきます。今日は初回のStep1。皆いくぶん緊張した面持ちで、会議室に集合しました。まずは社長から、このプロジェクトの意義について簡単なメッセージが伝えられ、続いてNコンサルから、そもそもBCPとは何か、なぜBCPが必要なのかという点について改めてレクチャーを受けました。(第1回参照

 その後、プロジェクト全体の進め方を確認したところで、製造部の田代君から質問があがりました。「今日は9時から18時まで丸1日、Step2以降も1日から半日拘束されるようですが、本業も忙しいので、必要に応じてちょくちょく現場に戻っても構いませんか?それにこんな重要なことをたった5回のセッションで決めるのは無理がありませんか?」

 これに対しNコンサルティングの回答は、「緊急事態でしたら現場を優先してください。しかしこのスケジュールは事前に確保していただいたものですので、可能な限り全セッションに参加してください。途中で抜けると議論の過程が見えなくなり、集中できなくなります。あと、BCPは災害など、予測困難な状況に対する計画ですので、時間をかけて詳細を詰めるよりも、短期間に集中して戦略を固めることが重要です。細かい想定シナリオに沿った手順を作り込んでも、本番では何が起こるかわかりません。最低限の方針を決めて、あとはその場の状況に応じて判断するしかないのです。」というもので、さすがの田代君も納得せざるを得ないという表情でした。

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