【第5回】電波状況測定ツールの種類と特徴

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2016/01/13

なぜ遅い? 無線LANトラブルの原因と解決方法

自己紹介
シーティーシー・テクノロジー株式会社 川崎 一人
主な経歴
SIベンダーにて、インフラ設計・構築や新規ネットワークソリューション開発に従事。その後、CTCテクノロジーにてITエンジニア向け研修サービスのインストラクターを担当。PaloAlto Networks…

【第5回】電波状況測定ツールの種類と特徴

無線LANの電波状況を調査するための測定ツールには様々な種類がありますが、
代表的なのは次の3つです。

■スペクトラムアナライザ
■無線LANパケットアナライザ
■無線LANに特化した電波測定ツール

今回のコラムでは、それぞれの測定ツールの特徴と電波状況の改善方法について紹介します。


1

スペクトラムアナライザの特徴

上記の測定ツールの中で、最もお勧めなのが「スペクトラムアナライザ(通称スペアナ)」です。
スペアナは、様々な機器(無線LAN以外の機器も含む)が出す電波の強さや使用しているチャネル/周波数帯を、視覚的に分かりやすい形で表示してくれます。

例として、スペアナを用いて測定した電子レンジの電波をご覧下さい(図8参照)。

図8 スペアナで測定した電子レンジの電波
図8 スペアナで測定した電子レンジの電波

画面中央の波形が、電子レンジから放出された電波(縦軸が「電波強度」、横軸が「2.4GHz帯のチャネル」を示す)を表しています。
ご覧の通り、電子レンジは2.4GHz帯全体に渡って電波を放出するため、同じ2.4GHz帯を使用する無線LAN機器にとっては干渉源になることが分かります。

このように、スペアナを使用することで無線LAN機器同士だけでなく、他の機器(電子レンジやBluetoothなど)との電波干渉についても確認することができるため、無線LAN導入時のサイトサーベイ(電波環境調査)やトラブルシュートの際に大変役立ちます。


2

無線LANパケットアナライザの特徴

電波そのものではなく、電波中に含まれる無線LANパケットを調査するツールが「無線LANパケットアナライザ」です。
パケットアナライザを使用することで、電波干渉が無線LAN通信に与える影響を具体的に確認することができます。

例として、電波干渉が発生している環境における無線LANパケットを図9に示します。

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