屋根散水で「危険物」を冷却、太陽光で制御

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屋根散水で「危険物」を冷却、太陽光で制御する

本記事はモノづくりスペシャリストのための情報ポータル MONOist から転載しています。

三井住友建設は、東洋インキCSホールディングスの危険物貯蔵施設に屋根散水システムを導入。夏季に室温を10度以上も下げる効果を得た。空調機器を使わず、少ないエネルギーで室内の熱環境を改善した事例だ。

東洋インキSCホールディングスは埼玉県坂戸市で石油系溶剤を蓄える危険物取扱倉庫を運用している(図1、図2)。
 「同社によれば、倉庫内の保管スペースを広く取りたいものの、屋根に近い部分は温度が高く保管に適さない。そこで夏季でも室内上部の温度を40度以下にしてほしいという要望があった」(三井住友建設)。
 石油系溶剤を保管する倉庫は防災上の規制が多く、消防の定期的な査察もある。内部に設備を置く場合、防爆仕様が求められる。エアコンなどの空調機器を採用した場合、機器も防爆仕様にしなければならない。これでは費用がかかる。

図1 埼玉県坂戸市と倉庫の位置
図2 危険物取扱倉庫の外観 [ 出典 ] 三井住友建設
安全で効果的と判断

そこで、水の蒸発冷却効果を使って建物内を冷却する「屋根散水システム」を採用することにした。屋根散水システムは建物内部の加工がほぼ必要ない。防爆仕様にも対応できる。
 空調装置を導入しない手法は他にもある。屋根の遮熱や断熱だ。だが、屋根散水システムの方が冷却効果の大きくなる見込みがあったのだという。
 2014年7月7日に第1回の打ち合わせを済ませ、8月10日着工、8月11日には暫定的な利用を開始、9月には完成し、設備を引き渡した(図3)。対象となる施設の屋根は5m×10m(50m2)。散水対象は屋根の全面だ。散水量は月間4.6トン(予想)だという。

図3 危険物取扱倉庫の屋根での散水状況 [ 出典 ] 三井住友建設

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