第1回:意外に難しいヒヤリハットの有効活用

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2015/11/25

一歩先を行く!ヒヤリハット活用方法

自己紹介
ニュートン・コンサルティング株式会社 岩下 秀樹
主な経歴
横浜国立大学院工学研究科修了(工学修士)、ケースウエスタンリザーブ大学院修了(MBA) 大手セキュリティ会社においてセキュリティシステムの設計開発業務に従事後、米国に留学しMBAを取得。以後、外資系I…

第1回:意外に難しいヒヤリハットの有効活用

1.1

はじめに

 こんにちは。ニュートン・コンサルティングの岩下です。
 皆さんは“ヒヤリハット”の経験はありますか?この単語を聞いて、「ヒヤリハットという言葉は良く聞くし、それが重要であることもなんとなく知っている。有効に活用したいと思っているが、どうもうまくいかない」と思っている人は多いと思います。実際、自社で発生したヒヤリハットをどう吸い上げるか、何をどのように社員に伝えれば効果的にヒヤリハットを活用できるのか。難しいですよね。本コラムでは、「一歩先を行く!ヒヤリハットの活用方法」と題して、全3回に渡り、ヒヤリハットが活用できない理由、その原因と対策のポイント、実践事例等を判りやすく説明したいと思います。肩の力を抜いてお付き合い下さい。

1.2

ざっと復習。ヒヤリハット

ご存じの方も多いかと思いますが、復習を兼ねてヒヤリハットをおさらいしてみましょう。

■1.2.1. ヒヤリハットとは

 ヒヤリハットとは、一般には「重大な事故には至らなかったが、場合によっては事故に直結しかねない、あるいは、直結してもおかしくない一歩手前の事象」のことです。例えば、「重要書類が入った鞄を電車の網棚に置いたまま下車しそうになった」等が挙げられます。読者の皆さんもこのような経験に遭ったことは少なからずあるのではないでしょうか。
 ヒヤリハットは、その時点ではヒヤッとするものの、結果的には事故に至らなかった事象なので、その時点では「あぁ危なかった。今度から気を付けよう」といった心理が働き、社内や部門内での共有が省略されがちになったり、時間とともに忘れ去られてしまったりします。

 さて、誰もが経験したことがあるものの、時間の経過とともに忘れやすい、このヒヤリハット…。結果的に事故が起きたわけでもないのに、なぜ、これが重要なのでしょうか。それは、ヒヤリハットを放置しておくことは、最終的には本当の事故…。それも大事故につながる可能性があるからです。ひとたび大事故に発展してしまうと、その内容の重大性によっては、次に示すような状況になりかねません。

●取引先からの信頼を失い、注文が減少してしまう。結果として、売上が減少してしまう。
●社会的信用を失墜し、損害賠償請求責任を負うだけでなく、情報管理態勢の不備が露呈され、営業活動に支障をきたす。

 つまりヒヤリハットは、本物の事故が差し迫っていることを察知するための一つの予兆といっても過言ではないのです。このことをより深く理解するために、「ハインリッヒの法則」についても改めてご紹介しておきましょう。

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