「5分の通話に何時間充電するんだ!」太陽光スマホ、日本の挑戦

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掲載日 2016/03/10

「5分の通話に何時間充電するんだ!」太陽光スマホ、日本の挑戦

京セラが仏サンパートナー・テクノロジーとの提携により、ディスプレイを太陽光にかざすだけで充電可能なスマートフォンを開発、プロトタイプを公開した。2017年の商品化を目指すという。

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 京セラが開発した新スマートフォンは、タッチパネルの下に透明な太陽光発電コンポーネント「Wysipsクリスタル」を組み込むことにより、ディスプレイを太陽にかざすだけで充電することができる。従来スマートフォンの充電に欠かせなかった充電ケーブルやアクセサリは一切不要だ。

 Wysipsクリスタルは厚さ0.55mmで柔軟性があるため、曲面にも対応する。しかも透明度が高いので、ディスプレイの下に入れても見た目に違和感がない。
タッチスクリーンの下に太陽光発電コンポーネントを搭載している
 京セラは実は昨年も、同じくWysipsクリスタル搭載の太陽光発電スマートフォンのプロトタイプを「MWC(モバイル世界会議)2015」で披露している。しかし昨年版は、直射日光に2時間当てても通話時間はわずか5分という、実用化には程遠いものだった。

 しかし第2世代Wysipsクリスタルを搭載した今年の新型プロトタイプは、日光に3分かざすだけで1分間の通話が可能となり、充電効率が大幅にアップした。ディスプレイサイズが昨年の4インチから5インチへと拡大し、ソーラーパネルの面積そのものが大きくなったこと、また第2世代Wysipsクリスタルの発電効率が第1世代より50%も向上したことなどが理由として挙げられる。京セラは実用化の目途がついたとしており、2017年頃の商品化を目指すという。

 太陽光を利用したスマートフォンへの関心は非常に高く、製品がいつ実用化されるかにも注目が集まっている。そして「やはりこうした技術は日本メーカーか」という声も多かった。またシチズンのエコドライブなど、ソーラー充電腕時計のユーザからは、太陽光だけでなく電灯など様々な光源から充電できるようにしてほしいとのコメントも寄せられている。
  • 「こういう技術を思いつくのは、いつも日本人だよね」(イギリス)
  • 「数年前に思いつくべきアイディアがやっと登場したね!」(イギリス)
  • 「僕のセイコーの腕時計にようやく追いついたね。ひとつ気になるのは、どのくらい日光に当てる必要があるかってことかな」(アメリカ)
  • 「シチズンのエコドライブ時計みたいに、太陽光だけじゃなくて、どんな光源からでも充電できるようにしてほしいな」(イギリス)
  • 「イギリスだと曇りが多いからな……使えるんだろうか」(イギリス)
  • 「電子機器は直射日光に当てるなって書いてある説明書が多いけど。これは大丈夫なのかな?」(イギリス)

※上記枠内はすべて編集部訳

(執筆者:岡 真由美)
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