鬼畜? 菩薩? カワイイからこそ監視する追跡アプリが猟奇的

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掲載日 2016/03/03

鬼畜?菩薩?カワイイからこそ監視する追跡アプリが猟奇的

子供の安全を守ることを目的とする、スマートフォンをモニターするアプリがある。子供の携帯端末にインストールすると、現在位置、移動ルート、SNS、テキストメッセージ、電話をすべて監視、端末の遮断までできる。

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 ソフトウェア開発会社の情報によると(別の米国内調査より引用)92%の子供がほぼ毎日スマートフォンを使用。51%の子供がネット上のいじめを経験、78%の親がスマホ監視ソフトを使用することで子供の行動が改善したと回答している、とのこと。

 最近は多くの子供がスマホを持つ時代になり、スマホを通じた犯罪に巻き込まれる可能性が高くなっている。親からすると子供が使用しているスマホがきっかけとなり犯罪に巻き込まれることを心配する。その親の心配する気持ちに訴えるアプリがある。子供が保有するスマホ、タブレット端末をモニターする監視アプリである。
子供の携帯を監視するアプリのプロモーションアニメ
 監視アプリは端末を通じて行う、すべてのテキストメッセージの交換、電話、移動ルート、現在位置などをモニターできる。また、モニターするだけでなく、スマホの使用時間を制限することや、不審者との連絡を親の端末からブロックすることができる。

 このアプリに対してはコメントが少ない上に、「このようなソフト買いたい!ソフトウェアとしては問題だけど」(ドイツ)、「これは完全に違法行為(になる)!」(フランス)など、問題では? とのネガティブなコメントが多い。

 また、「自分が子供だとして、親が(監視)ソフトをインストールしたと知ったら、すぐに別のスマホを購入するだろう」(不明)など、子供はそう簡単に新しいスマホを購入できないのでは? と突っ込みたくなるコメントもある。

 違法行為とならないためには、相手の端末に勝手にインストールしないことが前提となる。相手の同意を得てモニターされていることを使用者が承知しておくことが求められる。

 ただ、軸となる技術は、ほとんどがスパイウェアに応用可能なものだろう。芸能人のスキャンダルがSNSから暴露されるような場合はスパイウェアが関係しているのだろうか。

 2015年10月、AppleはiTUNE上に公開されるソフトの中でスパイウェアと疑われるアプリを削除した。

 スパイウェアは、様々な便利な機能を持つ一般のソフトウェアとしてインストールするものに紛れている。インストールすると使用者が気づかないうちに、ソフトが稼働している端末内の情報を外部へ漏えいさせる機能を持つ。

 親子のように、管理する・される責任が発生する関係が存在して、お互いの同意があるもとで初めて監視アプリを利用できることを理解する必要がある。
  • 「このようなソフト買いたい! ソフトウェアとしては問題だけど」(ドイツ)
  • 「これは完全に違法行為(につながる)!」(フランス)
  • 「自分が子供で、親が(監視)ソフトをインストールしたと知ったら、すぐに別のスマホを購入するだろう」(不明)
  • 「このソフトを使って子供を犯罪から守ろう!」(不明)

※上記枠内はすべて編集部訳

(執筆者:西山 昇)
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