中東で“未来のスーツケース”開発が激化…持ち主を追いかける?

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掲載日 2016/02/10

中東で“未来のスーツケース”開発が激化…持ち主を追いかける?

レバノン在住の5人の若者(10代)が動くスーツケースを開発した。前を歩く持ち主の足首にある発信装置を検知し適当な距離を保ち動く。別のイスラエル企業は既に製品化しており中東地域での開発競争が激化している。

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 広い空港でスーツケースを引いて歩くことはたいへんな作業である。また油断すると他のスーツケースと間違えてしまうこともある。そのため側を離れられない、あるいは、容易にスーツケースから手を離せない不便さがある。

 それを解決するひとつのアイデアをレバノンに住む5人の10代の若者たちが実現した。前を歩く人の足首につけたアンクレットを追尾する仕組みをもった台車である。いずれはスーツケースの車輪部分に設置することでケース全体が動くことになる。
レバノンの若者たちが、開発した台車を実際に動かしている様子
 動画にはシンプルな動きを示す台車とその台車のカメラから前を歩く人のかかとに付いた発信装置を追いかける様子が写っている。また、スマホにアプリをインストールすることにより台車をラジコンのように操縦することも可能である。

 少し大型ではあるもののスマホと連動することから、コメントに「スマートスーツケース!」(不明)とある。たしかにそう呼ぶことができそうだ。また、レバノンの若者たちの発明ということで同じ国の人にとって誇りとなっているのであろう。「これきいたことある?」(レバノン)とのコメントがある。

 スーツケースと自分の間に見えないローブがあるように引っ張って動かす仕組みである。しかしながら、資金調達用の動画にある動く台車はスピードがかなりおそい(若者たちは、本格的な開発のために資金調達を求めている)。加えて、多くの人が同時に狭い場所でスマートスーツケースを使っても混線することはないのかが心配になる。

 一方、イスラエルの NUA Roboticsは実際にスマートスーツケースを開発し製品として販売を開始している。こちらの製品には、内臓カメラにより自動的に障害物を避ける機能と盗難防止アラームが付いている。また、リアルタイムでスーツケースの場所、重量等のデータをスマホに送信し、スマホ、タブレットの充電装置までついたビジネス仕様である。

 まさに中東地域での開発競争が激化している様相だ。実際の空港でスマートスーツケースが自在に動き回る様子をみる時代が楽しみである。
  • 「すぐにひとつ欲しい」(米国)
  • 「すごくいい」(米国)
  • 「やっと実現した(アイデア)」(イギリス)
  • 「これきいたことある?」(レバノン)
  • 「スマートスーツケース!」(不明)

※上記枠内はすべて編集部訳

(執筆者:西山 昇)
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