アナタは賛成? 反対? 他人に月500円で生活音を売り渡すアプリ

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掲載日 2016/01/28

アナタは賛成? 反対? 他人に月500円で生活音を売り渡すアプリ

シンフォニー・アドバンスド・メディアは、専用アプリを使って、携帯電話のマイク経由で入る音声をもとに、ユーザーが視聴しているテレビ番組が何かを把握、データを収集している。

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 シンフォニー・アドバンスド・メディアは、「メディア・インサイダー」と同社が呼ぶ協力者を募り、月額5ドル〜のギフトカードなどを交換条件に、合意の上でこの行動追跡アプリを携帯にダウンロードしてもらっている。また対象となるのはNetflixで視聴される番組だけだ。

 同社はGracenote技術を使い、ユーザーが視聴している番組でかかる音楽や独特の音をマイクロフォンから拾って分析、何を観ているかを識別する。 現在1万5,000人以上のメディア・インサイダーを活用しているが、年内に2万人まで増やし、近い将来5万人まで拡大する計画だ。
シンフォニー・アドバンスドは携帯などを通じて自動的に調査する
 シンフォニーの場合は、あくまで合意の上で協力者を募り、携帯を使って視聴番組の追跡を行っている。しかし私たちが知らない間に、勝手に行動を追跡、監視されているかもしれない。

 プライバシー擁護団体によれば、「毎日200万分以上のテレビ報道の動画が、シルバープッシュのプラットフォームによって印付け、分析されている」という。

 テレビ広告の中には、超音波オーディオビーコンを含むものがあり、シルバープッシュのソフトウェアを搭載する携帯電話はこの音を拾うと識別して記録する。シルバープッシュはこれによって、どんな広告がどのくらいの長さ視聴されているかを把握し、視聴者のプロファイルにこうした情報を追加する。

 個人の視聴傾向をより詳しく把握し、よりマッチした広告を見せるのが目的というが、プライバシー擁護団体は、「実はもっと多くの情報を視聴者が知らないうちに収集しており、プライバシー侵害の可能性がある」として調査を要請している。

 読者のコメントの中にも、「自ら進んで観ているデータを提供するなんて信じられない」「ほかの行動も勝手に追跡されてたりして」といった、ネガティブな意見が目立ったが、たった月額5ドルで!? という気がしないでもない。
  • 「僕の行動を監視しても、退屈で死にたくなるだけだと思うな」(アメリカ)
  • 「Netflixは見ないから、関係ないな」(アメリカ)
  • 「自ら進んで観ているデータを提供するなんて信じられない」(不明)
  • 「スマホを使うべきでないもうひとつの理由が見つかった」(イギリス)
  • 「アプリを入れて行動観察するなんて気持ち悪すぎる。ほかの行動も勝手に追跡されてたりして」(イギリス)
  • 「こんなふうにこっそり調べる必要があるんだろうか……普通のアンケート調査じゃだめなの?」(不明)

※上記枠内はすべて編集部訳

(執筆者:岡 真由美)
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