ビッグデータの“その先”にあるデータ仮想化ソリューションって何だ? 【後編】

この記事をtweetする このエントリーをはてなブックマークに追加

製品の基礎から選び方までをサポート! IT導入完全ガイド

ビッグデータの“その先”にある
データ仮想化ソリューションって何だ? 【後編】

2016/01/26

 数年前より注目され、ビジネス活用が始まりだした「ビッグデータ」だが、ビッグデータの分析が自社のビジネスに役立つと思っていない、もしくは実務に応用できるのは先だと考えている企業も多いのではないか。しかし、そうした一方で、既に「その先」を見据えた動きが出てきている。それが「データ仮想化」だ。データ仮想化ソリューションは、ビッグデータをもデータリソースの1つとして取り込み、ビジネスに関わるあらゆるデータを横串に指すというもの。後編の本稿ではデータ仮想化ソリューションの具体的なメリットと、その選定のポイントについて言及する。

データ仮想化

※「データ仮想化/ビッグデータの“その先”にあるデータ仮想化ソリューションって何だ? 【後編】」の記事を一部ご紹介します。会員登録を行い、 ログインすると、「データ仮想化/ビッグデータの“その先”にあるデータ仮想化ソリューションって何だ? 【後編】」の記事全文がお読みいただけます。

会員登録はこちら(無料)

 前編ではデータ仮想化ソリューションが注目を集める背景と、その概要について解説した。そこで今回は、前編の内容を踏まえて、データ仮想化ソリューションの具体的なメリットと、その選定のポイントについて言及することとしたい。


1データ仮想化ソリューションのメリット

1-1システム運用面でのメリット

 データ仮想化ソリューションのメリットを理解するには、まず従来ながらのデータウェアハウスをベースとしたデータ活用のデメリットを知っておくのが分かりやすいだろう。データウェアハウスには、汎用的なデータ統合プラットフォームとしての長年の実績がある一方で、データ運用管理において大きく次のような5つの問題点が存在している。

 まず1つ目は、25年も前に確立された古いアーキテクチャであり、ビッグデータをはじめとした最新のデータ活用シーンには対応が難しい点が挙げられる。続いて2つ目は、データをすべてコピーしなければならないため、データの冗長化を招くとともにセキュリティリスクとコストが増大してしまうという問題だ。3つ目は、ETLとデータマートのスクリプトが個別に開発・運用されるので、プログラム運用が複雑になってしまう点。4つ目には、運用バッチが増えることで、不可逆的なデータを蓄積したストレージが増大し、運用負荷もまた増大してしまう点が挙げられる。そして最後の5つ目となる課題が、データのリアルタイム性の低さから、BIなどによるリアルタイムなビジネスの分析による可視化には向いていないという点だ。

 データ仮想化ソリューションのシステム面でのメリットは、これらのデータウェアハウスの問題点をすべて払拭するものと考えていいだろう。

データ仮想化の特徴

新しいアーキテクチャでありビッグデータなど最新のデータ活用にも適している

基本的にデータソースに直接アクセスするので別にデータのコピーを蓄えるためのインフラリソースのコストが生じずセキュリティホールも生じにくい

シンプルなプログラム運用とシステム運用

リアルタイムなデータ活用

 データ仮想化ソリューションのメリットとしては、これら以外にも、わずか数ヶ月での導入も可能という開発工数の抑制やデータ品質の担保などが挙げられる。後者については、品質の悪いソースデータであっても、仮想統合の過程でクレンジングすることにより、粒度の揃った信頼性のあるデータが利用可能となるというメリットである。また、ユーザがセルフサービス利用することによりアジャイルなBIが実現できるというのも大きな特徴だと言えるだろう。

図1
図1
データ仮想化ソリューションは、ソースシステムからデータを移動させずに透過的に仮想ビューとしてリアルタイムな参照が可能
資料提供:インフォマティカ

…この記事の続きは、会員限定です。  会員登録はこちら(無料)

続きを読むには…
会員登録いただくと自動的にこの記事に戻り、続きが読めます。

会員登録(無料)・ログイン

このページの先頭へ

データ仮想化/ビッグデータの“その先”にあるデータ仮想化ソリューションって何だ? 【後編】」関連の情報を、チョイスしてお届けします

※キーマンズネット内の「データ仮想化」関連情報をランダムに表示しています。

データ仮想化」関連の特集


SONYにマクニカ、Comcastはもう実践中!異なる環境に保存されたデータが一覧でき、分析が可能に…



ビッグデータの“その先”を見据えた「データ仮想化」とは一体…!?データ活用が重視される時代に活躍間違…



いまあるデータベースを速くするには? 最新データベース技術の「うまみ」を最大化するには? 最新の技術…


「その他仮想化関連」関連の特集


サーバ・ストレージ・ネットワークと適用範囲が広がる仮想化。仮想化ソフトがサーバに標準搭載される影響な…



 今回も引き続き、仮想セキュリティ・ゲートウェイについて、チェック・ポイント社のセキュリティ・ゲート…



多くのスマートデバイスが業務利用される昨今、これまでの働き方と異なる「ワークスタイル変革」に取り組む…


「その他仮想化関連」関連のセミナー

Nutanix/VMware 2大メーカー ヨーロッパイベントからの最前線 【ネットワールド】  

開催日 1月27日(金)   開催地 大阪府   参加費 無料

ウィーンで開催された「Nutanix .NEXT Conference EUROPE」とバルセロナで開催された「VMworld EMEA」からの情報 2本立てV…

「仮想化」関連 製品レポート一覧

このページの先頭へ

データ仮想化/ ビッグデータの“その先”にあるデータ仮想化ソリューションって何だ? 【後編】」の記事を一部ご紹介しました。
会員登録を行い、ログインすると、「データ仮想化/ ビッグデータの“その先”にあるデータ仮想化ソリューションって何だ? 【後編】」の記事の続きがお読みいただけます。


Myリストへ 印刷用ページへ

この記事をtweetする このエントリーをはてなブックマークに追加


この記事に掲載している情報は、掲載日時点のものです。変更となる場合がございますのでご了承下さい。


ページ: 1 | 2


30008306


IT・IT製品TOP > 仮想化 > その他仮想化関連 > その他仮想化関連のIT特集 > 特集詳細

このページの先頭へ

キーマンズネットとは

ページトップへ