アクティブ・ラーニングで学生の成績UP!

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アクティブ・ラーニング導入で学生のやる気が大幅UP!

2015/09/14


 教育機関にとって、生徒・学生のやる気を高めることは大きな課題だ。そこで注目されているのが、「アクティブ・ラーニング」というキーワード。一方的な授業ではなく、生徒・学生を積極的に授業に参加させることで、学習効果を高めるのが狙いだ。
 今回紹介するのは、優秀な学生が数多く集まる大学の導入事例。コンテンツをモバイル端末に配信するシステムを導入し、更に、授業に様々な工夫を凝らすことで、学生のモチベーションをうまく引き出した。大学はもちろん、小・中・高校、学習塾などでも参考にできるだろう。

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導入企業プロフィール

東京工業大学
学生数/学部生約5000人
学部/理学部、工学部、生命理工学部
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導入製品・ソリューション

モバイルコンテンツ管理システム「Handbook」
インフォテリア株式会社
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課題 導入システム 効果

一方通行だった大教室での授業に、学生が能動的に参加する「アクティブ・ラーニング」を取り入れたかった。

モバイルコンテンツ管理システム「Handbook」(インフォテリア株式会社)を導入。

多くの学生が、講義に対して積極的に参加するようになった。また、学生同士が刺激し合い、互いに成長する様子も見られた。


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大学全体で、ITやアクティブ・ラーニングの活用を目指す

■eラーニング導入で、まずは練習問題採点の省力化を目指した

 国内最高水準の理工系総合大学として、抜群の知名度を誇る東京工業大学。現在は「第2期中期目標」を掲げ、研究・教育の質を高めるために様々な取り組みを行っている。その一環として進められているのが、ICTを活用した教育支援システムや、学生・生徒が能動的に参加する学習法「アクティブ・ラーニング」の導入だ。
 同大学の千葉明教授が授業の変革に取り組み始めたのは、2014年の2〜3月のこと。まず対象となったのが、学部3年生への講義「電気機器学」だった。この科目は履修範囲が広くて難易度も高く、単位を落とす学生が少なくなかった。また、授業開始は朝9時だったが、授業開始時に揃う学生は半数余りで、遅刻する学生も少なくない状況だったそうだ。
 千葉教授が最初に工夫したのは、授業の最初に、前回の学習内容を確認する「クイズ」を出題することだった。これにより、遅刻する学生はかなり少なくなることが見込めた。ただし、クイズを採点するには手間がかかる。採点役のTA(ティーチング・アシスタント)と呼ばれる大学院生が全学生の答案をチェックするには、1時間以上の時間が見込まれる。
 「TAには採点より、質の高い問題づくりに時間を費やして欲しい。そのためには、eラーニングの仕組みを導入すべきではないか」というのが発想の出発点だった。

従来は板書+解説スタイルの授業だった
従来は板書+解説スタイルの授業だった
千葉教授が学部で行っている授業の様子。Handbook導入以前は、板書と解説だけで展開される授業スタイルだった。

 こうした中、千葉教授はモバイルコンテンツ管理システム「Handbook」の存在を知った。これは、学生のスマートフォン、タブレット端末、PCなどに、練習問題やアンケート、補助資料などを簡単に配信できるクラウドサービス。クイズを自動的に採点できるため、TAが採点作業に時間を空費することがなくなる点が魅力だったという。費用は、約100アカウント分で月額3万5000円程度。学内の予算で十分にまかなえる額だったため、2014年3月には契約を済ませ、さっそく使い始めたのだ。

担当者のナマ声:サーバーを立ち上げることなくサービスが使えるのも利点

 「小学校の授業を見学すると、子供たちは意外と手を挙げているんですよね。ところが、大学の授業で挙手をする学生はほとんどいません。彼らが授業に積極参加できるような工夫ができないかと、以前から悩んでいたのです。学長プランでeラーニングやアクティブ・ラーニングなどの構想が示されていたこともあり、新たな仕組みを取り入れようと検討をしていました。
 ちょうどその頃、東工大では『アクティブ・ラーニング専用教室』を建設中でした。ところが、電気機器学は80人以上の学生が履修しており、専用教室では対応できません。そんな時に見つけたのが、スマホやタブレット、PCにクイズなどを配信できるHandbookだったのです。これを使えば、専用教室を使わなくても、eラーニングやアクティブ・ラーニングを取り入れられると思いました。
 実は10年ほど前、電気電子工学科で数値計算をするソフトウェアを導入したことがあったんです。このとき、私がサーバーの立ち上げを担当したのですが、これがものすご

く大変でした。Handbookは、クラウドサービス。システムや機器をメンテナンスする必要がなく、講義内容の改善だけに集中できるのは、とてもありがたかったですね。
 当初は、スマホなどの機器を全く持っていない学生がいるかもしれないと考え、貸し出し用のノートパソコンを20台ほど借りる手はずを整えていました。ところが、学生にアンケートを取ったところ、約7割の学生がスマホ、iPhone、タブレットのいずれかを持っていました。そして、残りの約3割も、ノートPCを持っていたのです。結局、機器の貸し出しを希望する学生は、1人もいませんでした。ただ、授業当日に機器を忘れる学生もいますので、今でも練習問題のプリントを10枚程度は用意するようにしています」(東京工業大学 大学院理工学研究科 電気電子工学専攻 千葉明教授)

授業改革を行った千葉教授
授業改革を行った千葉教授
「私たちは、助教、TA、秘書の皆さんを加えた4人で授業チームを結成しました。私が講義を、助教とTAがクイズの出題・解説を担当。秘書の方が、Handbookの操作に戸惑う学生をサポートしています。講義が終わるたびに30分ほどの反省会を開催し、次の講義に向けた取り組みについて話し合う仕組みです」(千葉教授)

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