中国でクローン人間を製造?生産工場が2016年オープン

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掲載日 2015/12/17

中国でクローン人間を製造?生産工場が2016年オープン

中国のBoyalife Groupは、現在天津にクローン動物の生産工場を建設中。2016年前半には牛の胚の生産を開始し、2020年までに年間100万頭のクローン牛を生産する計画。当面は需要に供給が追い付かない牛肉生産が狙い。

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 中国のBoyalife Groupは、現在、中国政府が支援する天津経済技術開発区(TEDA)内に、クローン動物の生産工場を建設中で、今後は食肉を目的とした牛のほか、警察犬および愛玩用の犬、競馬馬などを生産していく計画だ。

 2016年前半にはまず牛のクローン胚を年間10万生産し、2020年までには100万まで増やしていく予定だ。中国では中間所得者層の急増で牛肉需要が高まっているにも関わらず、供給が追い付かない状態だという。
中国で世界最大のクローニング工場が牛、競走馬と
探知犬を生産していることを伝えるニュース
 中国初の商業向けクローン動物生産企業であるBoyalife Groupは2014年に創業されたばかりの新興企業。

 同社のXu Xiaochun社長によれば、技術的には牛だけでなく“人間”のクローンを作ることもすでに可能となっているが、社会からの批判を考え、現時点では考えていないという。しかし「社会的な価値は変わる」ため、将来的には人間のクローンも選択肢となりうると述べている。「現在は、父と母の遺伝子を半分ずつ受け継いだ子どもしか存在しない。しかし将来は、一つではなく三つの選択肢が持てるかもしれない(母の遺伝子だけ、父の遺伝子だけを持つパターン)」

 また同社長は「サルから人間への生物学的ステップはかなり短い」と述べており、サルのクローンが実現すれば人間のクローンの実現はそれほど困難でないことを示唆している。

 自らも科学者であるXiaochun社長は、カナダとアメリカの大学で学び、その後Pfizerに務めた経験を持つ。

 天津の工場ではクローン動物生産を行うだけでなく、工場内に遺伝子バンクをおき、約500万個の細胞サンプルを冷凍保存する計画だ。

 Boyalifeの韓国のパートナーであるSooamは、シベリアで発見されたマンモスの細胞から、クローンを作るプロジェクトに取り組んでいる。また同社はすでに、飼い犬のクローン生産ビジネスにも乗り出している。

 人間のクローンについては、圧倒的に反対意見が多かった。特に多く見られたのが、「クローン化によって誕生した人間はどのように扱われるのか」という疑問だった。一方で、科学の進化は避けられない以上、いずれは人間のクローンも誕生するだろうというコメントも、少数だが存在した。

 生物学的にクローン人間を誕生させる試みとは別に、人間の知識や知能をロボットにコピーし、学習によってそれをさらに発展させていくという実験が行われている。

 アメリカの起業家マーティン・ロスブラットさんが、ゴムの皮膚や顔認識・音声認識ソフトウェア、人工知能などを使って、妻であるビーナ・アスペンさんそっくりのロボット「Bina48」を開発した。ロボットは学習機能を持ち、自律的に会話することができる。

 人間の身体、そして人間の人格もが「コピー」できてしまう時代が近づいているのかもしれない。
  • 「我々だけでもう十分じゃないの?」(アメリカ)
  • 「自然を甘く見てはいけない。人間が何かを悟るときは時すでに遅しだ」(イギリス)
  • 「人間のクローンが本当に簡単に作れるなら、いずれは人間を養殖することにならないだろうか」(イギリス)
  • 「病んでいる。こんなのまったく必要ないだろう。クローン人間は企業に『所有』され、奴隷のように働かされるに違いない」(イギリス)
  • 「ただでさえ人口が多いのに、人間のクローンなど必要ない」(オランダ)
  • 「科学がここまで進歩したことには感心するが、人間のクローンは人間であることの意味を失わせるだろう」(スイス)
  • 「クローン人間には魂はあるの? 人間とみなされるのか、それとも所有物になるのだろうか? 人間を工場で作るようになれば、こうした疑問が生じてくるだろう」(アメリカ)
  • 「やっぱり中国だよね。人間の臓器工場みたいなものだろう」(北朝鮮)
  • 「賛否に関わらず、いずれはそういう時代が来るんだろう。時代が変われば人間も変わる。SF映画で見たようなことが、そう遠くない将来に起こるのは間違いない。ただそれがいつか、ということだけだ」(イギリス)

※上記枠内はすべて編集部訳

(執筆者:岡 真由美)
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