コミュニケーションツールの導入状況(2015年)

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導入率から使い勝手まで! IT担当者300人に聞きました

コミュニケーションツールの導入状況(2015年)

2015/11/10


 キーマンズネットでは、2015年8月26日〜9月10日にかけて、「コミュニケーションツールの導入状況」に関するアンケートを実施した(有効回答数:347件)。回答者の構成比は、情報システム部門が40.6%、一般部門が59.4%だった。

 本調査でいう「コミュニケーションツール」とは、「グループウェア」「コラボレーションツール」「オンラインストレージ」「ファイルサーバ」「電子メール」「チャット/インスタントメッセージングツール」「社内SNS」「EIP(企業情報ポータル)」「文書管理ツール」を指す。今回は、これらツールの「導入率」「選定時に重視するポイント」「導入時に期待するもの」「導入後の課題」などを聞いた。

 なお、グラフ内で使用している合計値と合計欄の値が丸め誤差により一致しない場合があるので、事前にご了承いただきたい。

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1

ツールによって導入率が極端に異なる

 まず、コミュニケーションツールの導入状況について尋ねた(図1)。導入済みという回答が多かったのは、「電子メール」(導入済み98.2%)や「ファイルサーバ」(導入済み91.4%)、「グループウェア」(導入済み79.0%)の3ツールが、8割程度もしくはそれ以上の導入率だった。

 また、導入率8割にまでは至らないものの比較的導入が進んでいるツールとしては、「チャット/インスタントメッセージングツール」(導入済み40.6%)、「文書管理ツール」(導入済み43.8%)、「オンラインストレージ」(導入済み40.0%)などだった。

 一方、導入率が低く、導入予定なしという回答が優勢なのは「コラボレーションツール」(導入予定なし71.3%)、「社内SNS」(導入予定なし68.3%)の2ツールだった。

図1 会社で導入しているコミュニケーションツールの導入状況(複数回答)

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2

2大選定ポイントは「導入・運用コスト」と「ツールの操作性」

 次に、コミュニケーションツールの選定ポイントについて複数回答方式で質問した(図2)。最も多かったのは「導入コスト/運用コスト」の71.7%だが、2位の「ツールの操作性」69.9%と僅差だった。以下、「安定性/可用性」(59.9%)「運用管理のしやすさ」(52.8%)、「導入の容易さ」(36.3%)と続いた。

 「スマートフォン/タブレット対応」(19.9%)や「機能の豊富さ」(13.4%)といったユーザ目線に近いポイントはそれほど重視されておらず、全体的に運用側のメリットを重視する傾向がみられたが、その中でも「ツールの操作性」、「安定性/可用性」は高い数字を示しており、導入後にユーザがツールを利用しなくなるようなケースを回避するためのポイントと考えているようだ。

図2 コミュニケーションツールの選定で重視するポイント(複数回答)

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3

1001名以上の企業では「生産性向上」への期待が約98%

 ところで、コミュニケーションツールの導入に際して「期待する効果」は何だろうか?複数回答方式で聞いたところ、最も高い数字となったのは「チームメンバーの生産性向上」(61.6%)だった(図3)。僅差の2位に「ノウハウの蓄積ができる」(58.8%)が入り、「意思決定や業務のスピード向上」(49.4%)、「意思決定/作業プロセスの履歴が取れる」(44.7%)と続いた。
 従業員規模が1001名以上となる大企業では、全ての回答において全体値よりも10ポイント以上高い数字となっており、特に「チームメンバーの生産性向上」は97.6%、「ノウハウの蓄積ができる」は80.0%という結果になっている。従業員規模が大きくなれば、拠点をまたがってプロジェクトを推進するケースも想定されるため、大企業ほどコミュニケーションツールにかける期待が強いようだ。

図3 コミュニケーションツールの導入で期待する効果(複数回答)

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