未来の五輪種目が生まれる!?動き出した「超人スポーツ」

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流行りモノから新技術まで! 5分でわかる最新キーワード解説

未来の五輪種目が生まれる!?動き出した「超人スポーツ」

2015/10/07


ITに関連する最新のキーワードをコンパクトに解説するこのコーナー、今回のキーワードは「超人スポーツ」です。といっても競技をするのは普通の人間。人間の身体、五感、頭脳の能力をITをはじめとする技術で拡張し、プロフェッショナルな競技者が人類の限界に挑戦するような競技ばかりでなく、老若男女、体力・体格の優劣や障碍の有無や軽重を克服して誰でも参加して楽しめ、また観戦して面白い新しいスポーツの創造に向けた、具体的な取り組みが始まりました!

超人スポーツ

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「超人スポーツ」って何?

 人間の能力を拡張する「人間拡張工学」を基礎に据え、さまざまな要素技術を組み合わせて、いつでもどこでも誰もが参加して楽しめ、観ても楽しめる「人機一体」となった新しいスポーツのこと。人それぞれに違う体格や身体能力、障碍などによる差が目立たなくなるほどに人の能力を拡張することにより、従来はスポーツを諦めていた人でも競技に参加でき、みんなが同一のルールとフィールドで競えるようにすることが1つの目標だ。
 図1に想定されている超人スポーツ競技の一例を示す。図の上2つのように、AR(拡張現実)技術を利用して現実を超えた充実感を体感できる競技や、下2つのように、普通の人間の能力では絶対無理な水中や空中の空間を自由に使うような競技、さらにはソーシャルメディアでの応援メッセージがポイント獲得に結びつく競技など、これまでのスポーツの概念を大きく広げるアイディアが続々と提案されている。

図1 「超人スポーツ」の未来イメージ例
図1 「超人スポーツ」の未来イメージ例
(上)頭部装着型ディスプレイを利用してスタジアム内でプレイしているかのような体感を得る。
(下)運動能力や生体機能を拡張する道具を身につけることにより、水中や空中の空間を活用した。
資料提供:超人スポーツ協会
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「超人スポーツ」の発端は?

 「2020年オリンピック/パラリンピック東京大会の開催決定がきっかけでした」と語るのは、超人スポーツの発案者である慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科の稲見昌彦教授だ。「東京五輪は日本から世界に何かを発信する好機。世界が日本に求めるものは何かと考えた時、独自のポップカルチャーとテクノロジーがまず候補に挙がります。それらをスポーツに重ねてさらに強力に発信することができないかと考えました」と振り返る。
 稲見教授の頭の中には、マンガやアニメのオールドファンなら誰でも知っている「サイボーグ009」のイメージがあった。普通の人間の体に機械が埋め込まれ、まさに超人的な運動能力や精神的な能力を獲得した9人の「サイボーグ」がそれぞれ特異な能力を縦横に発揮して活躍する物語だ。一方、すでにパラリンピックではスポーツ義足や競技に特化した車椅子などが普通に使われている。そのような補助器具を、ロボット技術やヒューマンインタフェース技術を用いて格段に進歩させれば、肉体そのものを改造しなくても人間の素の能力を大きく超えることができるはずだ。
 例えば射撃やアーチェリーは道具の高品質・高性能化により、的への的中だけでなくどれだけ精度高く命中させられるかを競う競技になった。野球やゴルフでも用具の違いが成績に如実に表れる。100m自由形水泳の世界記録くらいは、フィンを装着するだけで女性や子供が簡単に達成できている。そうした道具(用具・装具)を工夫することで、映画「ハリー・ポッター」シリーズに出てくる、空飛ぶ箒にまたがって空中を自在に飛びながら行う「クィディッチ」競技だって実現できると稲見教授は考えている。もちろん、動力は魔法ではなく科学技術の力だ。
 こんな稲見教授のアイディアに賛同する人々が集まり、2014年には「超人スポーツ委員会」が発足、今年6月には稲見教授、東京大学大学院情報学環の暦本純一教授、慶応義塾大学大学院メディアデザイン研究科の中村伊知哉教授が共同代表となり、「超人スポーツ協会(Superhuman Sports Society/略称S3)が正式に発足した。メンバーには人間拡張学の研究者のほか、ロボット技術者、スポーツ専門家、メディアやゲームのアーティストたちが参加している。「私たちは子どもの頃、自分たちで遊びを発明して楽しんでいました。その時の楽しさをもう一度思い出して、新しい遊びとしてのスポーツをみんなで発明したいと思っています」と稲見教授は目を輝かせる。

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