「2週間で慣れる…」身体に埋めたマイクロチップで天国?地獄?

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掲載日 2015/09/17

「2週間で慣れる…」身体に埋めたマイクロチップで天国?地獄?

現在RFIDチップを搭載したカードや携帯電話、スマートウォッチなどのウェアラブル端末などで行っている決済や電車の改札での支払いなどが、手の甲に埋め込んだマイクロチップで可能になるかもしれない。

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 独ベルリンで開催されたコンシューマー・エレクトロニクス展「IFA」の会場で、セキュリティソフトウェアのカスペルスキーがイベントを開催。米粒サイズのチップを手の甲に埋め込んだ同社社員が登場し、手を動かすことによってドアの鍵を開けたり、携帯電話のロックを外すというデモを行った。チップはRFIDで、針を使って簡単に埋め込めるものだという。チップそのものはオンラインで2万円以下で購入できるそうだ。
手の甲にマイクロチップを埋め込むとこんなことが可能になる
 現時点ではこうした簡単な作業しかできないが、将来的には店で支払いをしたり、電車の改札で手のひらをかざして決済するなど、現在カードやスマートフォンで行っていることが手のひらで可能になるという。

 スウェーデンの「バイオハッキング・コミュニティ」であるBioNyfikenは、将来的には心拍数や体温の計測と記録、暗号化した個人データの保管などが、人体に埋め込んだチップで可能になると見ている。同団体ではすでに希望者500人にチップを埋め込み、データを収集しつつ開発を進めているという。

 6ヵ月前に手の甲にチップを埋め込んだカスペルスキーの社員、Evgeny Chereshnevさんは、「初めの2週間は気持ち悪かった。でも今は会社やジムに行くときに社員証や会員証が要らない。カスペルスキーのものなら何でも手のひらをかざすだけで開錠できる。大きな可能性を秘めていると思う」と語っている。

 しかし読者には、圧倒的に拒否反応を示す人が多かった。確かに携帯電話やカードを持ち歩かずに済み、すべて手のひらをかざすだけでOKというのは便利だが、同時に「政府に監視されてしまうのでは」との懸念がぬぐいきれないようなのだ。

 なかには「自動的に税金を徴収されるかも」「悪いことをしたら即座にアウト」など、具体的なコメントもあった。

 また、異物を体内に埋め込むということ自体に、抵抗を感じる人も少なくないようだ。
  • 「そんなもの埋め込むくらいなら財布を盗まれたほうがマシだよ」(アメリカ)
  • 「もしかしてFacebookもこのチップを使ってユーザーのアカウントにつながったりして。遠慮しときます」(イギリス)
  • 「RFIDチップと電子マネーを使って、自動的に税金を徴収するかもね」(不明)
  • 「将来的には右手に『しるし』がないと、ものを売買できなくなるんだろうか。恐ろしい」(イギリス)
  • 「私自身や子供たちに埋め込むのは断固として拒否する。これは完全なる管理下におかれることを意味するし、何か間違ったことをしたら即座に罰せられるだろう。便利さと引き換えに自由を失うと思う」(イギリス)
  • 「まさに『獣の刻印』(聖書に由来)だね」(イギリス)
  • 「何でもないようにみせかけて、あとから国民をコントロールするのに利用しそう」(イギリス)
  • 「鍵とパスワードで十分だよ」(不明)

※上記枠内はすべて編集部訳

(執筆者:岡 真由美)
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