夢に見たお姫様だっこも…“筋力増強ガチスーツ”登場

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掲載日 2015/08/13

夢に見たお姫様だっこも…“筋力増強ガチスーツ”登場

Robo-Mateは腕と背中、脚部をそれぞれサポートするロボットスーツ。労働者が重い荷物を運ぶ際に、体感重量をわずか1/10にしてくれる。自動車の解体などの作業で、労働者の身に及ぶ危険も軽減してくれる。

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 人間の筋力を補助するロボットスーツとしては、日本のサイバーダイン社の「HAL」が有名だが、欧米でも研究開発が進められており、工場などの現場での活用がいよいよ現実の選択肢となりつつある。

「Robo-Mate」は、ヨーロッパ7カ国から12の研究機関が集まって2013年に始まり、300万ユーロが投じられたプロジェクトの成果だ。まるで二人羽織のように着用者の腕をサポートして動かすさまが動画から見て取れるが、現場での活用を想定した実用一点張りの作りで、そのサポート効果は抜群だ。着用者が荷物を運ぶ際の体感重量は1/10にまでなる。つまり、通常人間が使う筋力の9/10までをロボットスーツがサポートしてくれるため、10kgの荷物も1kgの物のように軽々と運べるようになるのだ。
研究者がプロトタイプを装着した動画
 おかげで、ぎっくり腰のような事態を避けることができ、建設や自動車の解体といった作業の危険性を下げることができるのだという。

 なお、職場の管理者たちを対象に行われたある調査によれば、70%の人がロボットをチームに受け入れてもよいと答えており、さらに、半数近くが、人間の仕事をロボットに置き換えても構わないと答えた。

 今回のRobo-Mateはあくまでロボットスーツで、完全に自律行動をするロボットとは違うわけだが、このアンケート結果がいささか衝撃的なものだったせいか、コメントにもロボット対人間という観点のものが目立ったきらいがある。

 このRobo-Mateはあくまで人間を支援するものなのだから、現場に支給されればありがたい限りだろう。体感重量が1/10なら、女性でも楽々力仕事をこなせることにもなり、女性の社会進出にも寄与する可能性もあると思うのだが。
  • 「映画の『エイリアン』を思い出したよ。ロボットたちが文句も言わずに働く光景が企業のお偉方には心地いいんだろうねえ」(ドイツ)
  • 「女の子をお姫さまだっこして階段を上れるようにひとつ買うことにするよ」(イギリス)
  • 「ロボットが落とした石で安全靴の鉄板が砕けたりしたら保険処理とかはどうなるのかね?」(ドイツ)
  • 「ジムで人々がこのスーツを着てエクササイズするさまが目に浮かぶようだよ」(イギリス)
  • 「『彼女の前から消えろ』『いてっ!』という世界が現実になるわけだね」(米・ミズーリ州)
  • 「宇宙服にこれを組み込んでみろよ。1週間とは言わないまでも1ヵ月で月面基地がつくれるんじゃないのか」(米・ワシントン州)
  • 「発明されたのはもう30年も前だけれど、投資してくれる人がいなくて実現しなかったんだよな」(ベルギー)

※上記枠内はすべて編集部訳

(執筆者:待兼 音二郎)
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