日本政府も注目!約3秒で不法ドローンを撃墜する独レーザー砲

この記事をtweetする このエントリーをはてなブックマークに追加

掲載日 2015/07/09

日本政府も注目!約3秒で不法ドローンを撃墜する独レーザー砲

独MBDA社が開発したレーザー兵器は、500メートル先を飛ぶドローンを自動照準し、3.39秒で撃墜する成果をデモで示した。日本政府も関心を示しており、伊勢志摩サミットで警備の切り札になるかもしれない。

***

 2016年の主要7カ国(G7)サミットは伊勢志摩で開催される。『華麗なる一族』の舞台にもなった英虞湾の賢島は2本の橋でしかアプローチできないので警備もしやすいと言われているが、悩ましいのが空から飛来するドローンだ。2013年には、選挙集会に出席したドイツのメルケル首相からわずか2メートルの地点にドローンが落下するという出来事があり、去る6月にドイツ南部のアルプス山麓エルマウで開かれたサミットでも、電波の届く周囲4km圏内を立ち入り禁止にするというドローン対策が取られた。

 ドイツの防衛装備メーカーMBDA社がドイツ国防省からの出資も受けてこのほど開発したのは、スターウォーズのデス・スターもかくやというレーザー兵器。4つの発射機が放つレーザー光線を鏡で反射させて1本のビームにまとめ、ドローンを撃墜するというものだ。まずはレーダーのようなセンサーで標的を認識し、次に低出力のレーザーを照射して照準を合わせ、それから光学センサーで標的をロックオンする。その上で、レーザー光4本を鏡でひとつのビームに集束して撃ち放つのだ。
ミラーによって4本の10キロワット・レーザーを1本のビームに集束、
500メートルの距離からドローンを排除することができる。
 ドイツのシュローベンハウゼンで行われたテストでは、500メートル先を飛行するドローンを3.39秒で撃墜する成果をあげた。このテストに使われたのは試作品で、レーザー光線の出力も20キロワットでしかない。しかし将来に計画されている正式版では、10キロワットの光線を4本束ねて合計40キロワットを出力し、射程も5kmほどに伸ばす予定だという。そうなれば、対ドローン兵器として十分実用に足るようになる。

 差し当たっての出番は、2016年の伊勢志摩サミットになるかもしれない。日本政府はこの兵器が警備強化に役立つものとして関心を示し、同サミットに向けて採用する可能性があるからだ。

 この記事へのコメントは、日本でのサミットが話題とあって日本人からのものが多かった。アメリカ人のコメントも同じく多かったのだが、「45口径が……」と銃の話に脱線する人も散見された。これも銃社会ゆえということなのか。
  • 「俺ならこの45口径でドローンを撃つがな。そして玄関にやってきたFBIのやつらも45口径で撃つのさ」(米・テキサス州)
  • 「日本も開発すべき」(日本)
  • 「3Dプリンターで作れる銃で撃つってのはどうかね」(米・テネシー州)
  • 「ロシアではドローン撃墜用に“マイクロ波銃”ってのが開発されているみたいだよ」(不明)
  • 「ジャマイカのガンマンはドローンを撃ったりはしないよ」(ジャマイカ)
  • 「なんか子供のころに想像してた21世紀がついにきた!って感じだな」(日本)

※上記枠内はすべて編集部訳

(執筆者:待兼 音二郎)
おすすめ記事

バックナンバーをまとめて読むなら右のボタンから! 一覧へ


Myリストへ 印刷用ページへ

この記事をtweetする このエントリーをはてなブックマークに追加


この記事に掲載している情報は、掲載日時点のものです。変更となる場合がございますのでご了承下さい。 また、「世界のRe:アクション」の記事は、インターネット上に配信されているニュース内容をもとに、キーマンズネットが編集して掲載しており、ニュース内容の正確性、真実性等を保証するものではありません。


30007814


IT・IT製品TOP > データ分析 > ビッグデータ > ビッグデータのIT特集 > 特集詳細

このページの先頭へ
噂のIT都市伝説

キーマンズネットとは

ページトップへ