部長の小言、妻の愚痴…不快音“自動遮断”イヤホン

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掲載日 2015/06/18

部長の小言、妻の愚痴…不快音“自動遮断”イヤホン

通り過ぎる電車の轟音や泣き叫ぶ幼児の声に悩まされた経験はないだろうか。Doppler Labsが開発した「Here」イアバッドは、特定の周波数だけ遮断し、音楽など聴きたい音だけが耳に入るよう、調節することができる。

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「Here」は2個のワイヤレスイアバッドとスマートフォンアプリから構成されており、周囲の音を遮断することによって、自分が聞きたい音だけをよりクリアに聴こえるようにできるというものだ。
バイオリニスト2人が実際に使っている様子を撮影
 例えば工事現場の近くにいて、周囲に騒音があふれている場合、アプリを使って耳に入る騒音レベルを下げることができる。うるさい上司の小言や、エンドレスな妻の愚痴もシャットアウトできる?かもしれない(あとでどうなっても責任は持てません)。

 あるいは、ピアノの練習をしている時、周りの音を遮断して自分のピアノの音のみに集中できるほか、目の前で演奏されている音楽のベースラインを強調したり、小さな部屋で行われているコンサートの音楽にリバーブをかけて、あたかもコンサートホールで演奏を聞いている気分を味わうことも可能だ。

 Hereは内蔵のマイクが音を探知して処理し、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)がHereアプリで選択されたアルゴリズムを使って、オリジナルの音声信号を除去または増幅する音波を作り出す。すると元の音声信号と作られた音声信号が同時に耳に入り、そこでエラー修正マイクがそれら音声信号を処理し、選んだ音のみが聞こえてくる仕組みだという。

 Hereはヘッドフォンではないので、ポータブル音楽プレイヤーとリンクして音楽を聴くことはできない。また補聴器の代わりにもならない。

 現在クラウドファンディングサイトKickstarterで資金を募っており、6月13日現在、締め切り日まで18日を残した段階で、すでに目標額の25万ドルをはるかに上回る41万3000ドルを集めている。

 価格は249ドルだが、事前予約すれば179ドルで入手できる。出荷開始は今年12月の予定だ。
  • 「Waitrose(イギリスのスーパー)は、店内でこのイアパッドを無料コーヒーと一緒に配布するべきだね。無料コーヒーサービスが始まると、母親と泣き叫ぶ赤ん坊で大変なことになるんだから」(イギリス)
  • 「『妻と姑』向けに2個セットで売ったら大儲けじゃない?」(イギリス)
  • 「ずっと着用しているとなると、電池の持ち具合が気になる」(イギリス)
  • 「妻の声がよく聞こえるようにする『妻』設定が必要だよね。何せ大抵の夫には妻の声が聞こえないようにするアプリがプリインストールされてるんだから」(アメリカ)
  • 「『音恐怖症』の患者は無料でもらえるようにしてほしい。私はこれが原因で仕事を辞めたから」(イギリス)
  • 「犬の吠え声とかもブロックできるんだろうか」(イギリス)
  • 「職場で使いたい」(不明)

※上記枠内はすべて編集部訳

(執筆者:岡 真由美)
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