女子大生がズボッ!植木鉢に差し込む…光合成でスマホを充電

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掲載日 2015/05/28

女子大生がズボッ!植木鉢に差し込む…光合成でスマホを充電

「E-Kaia」はチリの女子大生3人が開発した試作品。植木鉢に電気回路を差し込み、光合成に伴って放出される電子を吸い上げる。スマートフォンを1時間半ほどで充電でき、USB給電などにも使えるという。

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 スマートフォンの充電は悩みの種だ。出先から取引先に長い電話をかけたり、じっくり調べものをしたかったりする時にスマホがバッテリー切れ寸前となるともう目も当てられない。コンセントのあるカフェで長居するのも気が引けるし、ソーラーチャージャーはまだ実用の域には達していない。

 ところがもしも、オープンテラスの植木鉢一つひとつからUSBケーブルが伸びていて、スマホを充電できるカフェなんてのがあったらどうだろう。いや、カフェじゃなくても駅構内などでもいいかもしれない。充電環境が格段に好転すること間違いなしだろう。
学生時代にプロジェクトを立ち上げたチリの学生たちによる説明動画
「E-Kaia」は、チリの女子大生(当時)だったEvelyn Aravenaさん、Camila Rupcichさん、Carolina Guerreroさんの3人が2009年にプロトタイプを開発したもの。植木鉢に差し込むタイプのちょっと異様だが非常にエコフレンドリーですぐれた充電器だ。スマートフォンを1時間半ほどで充電する能力があるという。

「E-Kaia」の心臓部は、バイオサーキット(biocircuit)と呼ばれるもの。植物は光合成をする際に電子を放出する。それを吸い上げることでUSBポートから給電する。

 もっと詳しく言うと、植物は光合成をする際に、成長を促す有機物質を生成する。それは、光のエネルギーを化学的エネルギーに変換するしくみでもある。根の周りにいる微生物がそれらの有機化合物を分解して成長に必要なエネルギーを作り出す。その副産物として、電子が発生するのだ。

「E-Kaia」のバイオサーキットには電極がついていて、この電子を拾い上げる。開発チームによると、「E-Kaia」は最大5Vないし600mAを出力することができるのだという。

 さて、今回の記事へのコメントは、チリ発ということでスペイン語のものが多かったが、他にもフランス語、ロシア語、オランダ語など、実に国際色豊かだった。日本語や中国語のコメントは見当たらなかったが、今後話題が広がって東アジアからも多くのコメントが寄せられることを期待したい。
  • 「植物から充電ができるなんて!」(チリ)
  • 「いいね! 動画をYouTubeのプレイリストに追加したよ」(米・デラウェア州)
  • 「サムスンのスマホで試さないほうがいいな」(カナダ)
  • 「つべこべ言うな。金は出すから持ってけ」(不明)
  • 「新しい再生エネルギーが出てきたね」(不明)
  • 「やっぱり植物は人類には不可欠だね」(グアテマラ)

※上記枠内はすべて編集部訳

(執筆者:待兼 音二郎)
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