“キッチン専用妻”というIT新発想!毎日愛妻弁当のカラクリ

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掲載日 2015/05/07

“キッチン専用妻”というIT新発想! 毎日愛妻弁当のカラクリ

イギリスのMoley Roboticsが開発した自動調理ロボットは、2本のロボットアームからなる。レシピをスマホにダウンロードし、食材と調理器具を所定の場所に置くだけで、5本指を駆使して調理してくれる。

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 休日の午後、リビングで寝転がるだけの夫に「ヒマなら手伝ってよ!」とキッチンの妻からきつい声が飛ぶ――それは時代と国境を越えて繰り返されてきた光景だろう。夫が家事に協力することはもちろん重要ではあるが、キッチンが狭いせいで夫が立つとかえって足手まといになり妻のイライラを募らせるだけというケースもありえる。

 ではどうすればよいのだろうか? 猫の手も借りたい妻に、有能な“手”をプレゼントするというのはどうだろう。それも、ミシュランの星に輝いたシェフと同じように料理をしてくれるロボットアームを。
ロボットアームが実際に調理する様子
 イギリスのMoley Roboticsが開発した自動調理ロボットは、そんな発想を形にしたものだ。ロンドンに拠点を置くShadow Robot社が製造し、NASAにも採用されている5本指を持つロボットアームを2本使用し、人間の腕と同じように動かすことで、食材を切ったり、鍋の中身をおたまでかき混ぜたりといった複雑な動作が行える。

 レシピをスマートフォンにダウンロードすれば、調理はロボットアームがすべて自動でやってくれる。現状でつくれるのは蟹のビスクだけだが、2017年の発売を目指して開発が進められている。

 もっとも完全全自動とまでは行かず、食材と調理器具は人間の手で所定の場所に置かなければならない。その手間をどう考えるかだが、少なくとも調理そのものは全自動でやってもらえる。その恩恵にはかなりのものがあるのではないだろうか。

 たとえば洗濯も、洗うことは洗濯機が全自動でやってくれるが、洗濯物を干し、それを取り込んで畳むことは人間がやらねばならない。それと同列だと考えるなら、受け入れられる余地は少なからずあるはずだ。

 もちろん、調理に限らず家事一般を肩代わりしてくれるロボットが登場するならそれに越したことはない。しかしその実用化はいつになるかわからない。一方このシステムは2017年の一般発売が予定されている。2本のアームだけというのも狭いキッチンのスペースを圧迫せず、ミニマムなシステムとしてのセンスも評価に値するかもしれない?

 この記事へのコメントは、イギリス発だけあって同国からのものが多かった。一方日本人からも、紹介したのは一件だけだが、多くのコントが寄せられていた。ロボット好きの国民性を反映したものと言えるだろう。

 しかし何より、輝いていたのは女性からのコメントだった。家事の自動化を賞賛するカナダ人女性からのコメントは、世界中の女性の声を代弁したものではないだろうか。家事の中でも掃除や洗濯は単純作業の側面が強いが、料理には高いセンスと手際のよさが要求され、その分だけ負担も大きい。それをロボットが高次元でこなしてくれるなら、こんなに嬉しいことはないだろう。
  • 「ミシュランで星をもらったシェフを模倣して、一流シェフ並みに料理してくれるんだってさ」(スイス)
  • 「家事の自動化、それってとってもいいことだわね」(カナダ)
  • 「話し上手だと言われる僕も、これには言葉を失ったよ」(米・カリフォルニア州)
  • 「テイクアウトはもう飽きた? じゃあこのロボットを使うといいよ」(イギリス)
  • 「究極のキッチンガジェットだな」(イギリス)
  • 「動画がちょっとキモイけどね」(イギリス)

※上記枠内はすべて編集部訳

(執筆者:岡 真由美)
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