成分は極秘情報…ポーランド発! 瞬時に固まる“液体”の使い道

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掲載日 2015/04/16

成分は極秘情報…ポーランド発! 瞬時に固まる“液体”の使い道

ポーランドの企業が、衝撃を受けると瞬時に硬度を増す、まさに魔法の液体「マジックリキッド」を開発。衝撃が加わると瞬時に硬くなる特性を防具に応用する研究・開発に取り組んでいる。

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 ポーランドの企業Moratexが取り組んでいるのは、「Shear-Thickening Fluid(STF)」と呼ばれる液体で、外界の温度を問わず衝撃を受けると瞬時に硬化するという性質を持つ。液体を開発したのはワルシャワのMilitary Institute of Armament Technologyである。

 液体の成分については開発機関とMoratexのみが知る極秘情報だが、秒速450メートル以上の様々な銃弾に耐えうることが、実験で立証されているという。
瞬時に固まり、銃弾の衝撃も吸収。防弾チョッキが本当に防弾になる。
 現在市場に出回っている防弾チョッキの場合、体に密着する形で着用していると、銃弾が4センチ食い込めば重傷を負う可能性がある。しかしこの魔法の液体を適切に挿入することができれば、負傷の危険性を完全に排除できるとしている。

 Moratexは既に、液体を入れた軽量で柔軟性のあるシートの製造に成功している。

 同社の研究所は、磁性流体の液体にも取り組んでいる。Moratexによれば、どちらの液体も、例えばアメリカンフットボールなどの衝撃の激しいプロスポーツの防具といった、防弾チョッキ以外にも用途が考えられるという。そのほか車のバンパーや、道路の防護塀などへの適用も計画されている。

 非常に興味深い発明で、読者の関心も高かった。一方で、戦争などでは役に立たないのでは? という意見や、転倒や落下時の衝撃は防げるのか? といったコメントもあった。
  • 「銃弾を止められるのはすばらしいけれど、転倒するとか、落下するといった状況でも、保護できるんだろうか?」(米・サンディエゴ)
  • 「車にぜひ使ってほしいな」(メキシコ)
  • 「すばらしい発明だ!と思う」(米・コロラド州 デンバー)
  • 「『じっとしてると』液体、『振ると』固体に、だなんて、ニュートンの法則に反しているのがすばらしい」(イギリス)
  • 「最初の銃弾で固まったあとすぐに、2つめの銃弾を受けたらどうなるの? 3発目、4発目がきたら? 実際の銃撃戦で弾が1発なんていうことはない。液体に戻るまでどれくらいの時間がかかるんだろう」(米・ロサンゼルス)
  • 「うーん。絶対に大丈夫なんていう保証はないと思う」(イギリス)
  • 「コンセプト自体は新しくない。既に15年くらい前から『D30』という物質(訳者注:エネルギー吸収プラスチック材)が存在する」(イギリス)

※上記枠内はすべて編集部訳

(執筆者:岡 真由美)
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