「当たる」予算を作成するためのテクニック(2)

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2014/11/28

会社の問題点を察知!予算管理の達人テクニック

自己紹介
株式会社エムキューブ・プラスハート 平井 明夫
主な経歴
株式会社エムキューブ・プラスハート取締役。ソフトウエアベンダーのマーケティング担当として事業企画に携わった後、コンサルティング会社役員として自ら中小企業経営を経験する。現在は、この経験を活かして、IT…

「当たる」予算を作成するためのテクニック(2)

前回の「当たる」予算を作成するためのテクニック(1)では、前年の経費実績金額から、金額の大きい項目を、パレート図を使って見つけ出しました。今回は、ここ数年で金額が大きく変動している項目を見つけ出す方法についてご説明します。

経費項目の小さな変化を可視化するファンチャート


経費項目の中には、金額は小さくても、ここ数年で、大きく増加・減少している項目があるかもしれません。このような項目は、前年度だけではなく、この数年の金額の傾向を見た上で予算を作成する必要があります。

ここ数年で、大きく増加・減少している項目を見つけ出すためには、数年分の実績金額の変動を調べる必要があります。金額スケールの異なる多数の経費項目の中から急激に変動している項目を見つけるには、ファンチャートと呼ばれるグラフを使うと便利です。

ファンチャートは、ある基準となる時点を100%として、それ以降の数値を基準となる時点に対する百分率で表示し、折れ線グラフで表したものです。従って、金額が小さくても、急激に増加している経費科目を見落とさずに把握することができます。

例えば、過去3年間の経費の実績データをそのままExcelで折れ線グラフにすると図1のようになります。

普通のグラフでは、経費項目間の金額スケールが異なるため、グラフが縮小されてしまいます。その結果、どの科目が大きく増えたり、減ったりしているのかは、まったく分かりません。

次にExcelでファンチャートを作成してみましょう。

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