まさかの充電時間ゼロ! 世界初の電動スクーターが台湾から登場

この記事をtweetする このエントリーをはてなブックマークに追加

掲載日 2015/01/29

まさかの充電時間ゼロ! 世界初の電動スクーターが台湾から登場

EVの弱点は充電にかかる時間。だったらバッテリを交換式にすれば? HTC元幹部がCES2015に出展した電動スクーターは、そんな発想の勝利と言えるものだ。更には、トラブルも自己診断してアプリに通知するという。

***

 バイク通勤者にとって冬場の朝は不安でいっぱいだ。気温が冷え込むとバッテリが弱くなり、エンジンをかけるのに難儀するからだ。たとえ毎日乗っていても、雪が舞うほどに冷え込むとバイクの小さなバッテリでは自力で始動できないこともある。

 そんな内燃機関ゆえの苦労も、電気自動車には無縁のものだ。ところが電気自動車にも弱点はある。ガソリンをタンクに満たせばいい従来の自動車とは違って、充電に時間がかかることだ。

 その問題を画期的なアイデアで解決しようとするスタートアップがある。HTCの元CIO(チーフ・イノベーション・オフィサー)とCTO(チーフ・テクノロジー・オフィサー)が操業したGogoroは、スマートスクーターと名づけた電動スクーターを家電見本市CES2015に出展し、その画期的なアイデアを披露した。
Engadgetによるインタビュー動画
 それは、バッテリを二基搭載し、弱ったら一基まるごと交換してしまうというもの。都市にステーションを設置し、弱ったバッテリをスロットに入れると満充電のバッテリがアンロックされて取り出せるようにする。そうすることで、出先での充電の必要がなく、すぐにまた走り出せる環境を整える。

 更にこのシステムでは、電動スクーターが不具合を自己診断してアプリ経由で通知してくれる機能もカバーする。

 従来、車両の細かい部分の劣化は感覚で判断して処置するしかなかった。経験豊富なドライバーやライダーなら未然に耐用期限を察知して消耗部品を交換できるにしても、そうでない人にはなかなか気づけず、旅先でいきなりトラブルに見舞われる可能性もあった。これは、車検制度のない250cc以下の自動二輪車や原動機付き自転車では特に深刻な問題となりえた。

 充電とメンテナンスという悩ましい問題について、これはまさしく画期的な解決策たりえる。

 読者のコメントにも、「CES2015で見た一番クールなものの1つ」「興味深いアプローチ」など、スマートな発想を称えるものが目立っている。
  • 「台湾のHTCが世界初のスマートスクーターを発表したんだってな」(インド)
  • 「CES2015で見た一番クールなものの1つだよ」(米・カリフォルニア州)
  • 「世界初のスマートスクーターか」(オーストラリア)
  • 「世界初だね」(不明、アラビア語圏)
  • 「EVについての興味深いアプローチだね」(不明)
  • 「1億5000万ドルの出資を集めたみたいね」(不明)
  • 「『GoStations』がたくさん設置されて、充電待ちではなく交換ならバッテリ切れが気にならないね」(日本)

※上記枠内はすべて編集部訳

(執筆者:待兼 音二郎)
おすすめ記事

バックナンバーをまとめて読むなら右のボタンから! 一覧へ


Myリストへ 印刷用ページへ

この記事をtweetする このエントリーをはてなブックマークに追加


この記事に掲載している情報は、掲載日時点のものです。変更となる場合がございますのでご了承下さい。 また、「世界のRe:アクション」の記事は、インターネット上に配信されているニュース内容をもとに、キーマンズネットが編集して掲載しており、ニュース内容の正確性、真実性等を保証するものではありません。


30007559


IT・IT製品TOP > スマートデバイス > その他スマートデバイス関連 > その他スマートデバイス関連のIT特集 > 特集詳細

このページの先頭へ
噂のIT都市伝説

キーマンズネットとは

ページトップへ