台所が媒体に!食材が傷む前にレシピを提案する冷蔵庫が実現間近

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掲載日 2015/01/22

台所が媒体に!食材が傷む前にレシピを提案する冷蔵庫が実現間近

2020年には未来のキッチンが実現するかもしれない。米ワールプール社がCES2015に出展したコンセプト企画では、冷蔵庫の食材が傷む前にレシピを提案してくれるほか、厨房の壁がレシピやSNSの表示媒体にもなる。

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 家事の三本柱は炊事・洗濯・掃除。電気洗濯機の登場がそのうち洗濯の手間を大いに省いたのは大昔のことだが、近年ではルンバの登場で、床掃除がほぼ自動化できるまでになった。そんな中、人手を要する作業がいまだに多く残っているのが炊事だ。

 ところがそんな状況も、2020年の東京オリンピックを前に一変するかもしれない。ネットワーク化されたキッチンが炊事のハブになって情報を一元管理し、人の手間を大いに省いてくれるからだ。
Mashableによる紹介動画
 米国ミシガン州に本社のある家電メーカーのワールプール・コーポレーション(Whirlpool Corporation)が消費者向け家電製品の展示会CES2015に出展したのは、既存の技術を組み合わせて実現することのできる近未来のスマートキッチンだ。

 キッチンといえば現状では三ツ口コンロなどが不可欠だが、このシステムではキッチンの天板がコンロと情報ディスプレイを兼ねるようになり、鍋やフライパンを置くと自動的に加熱してくれるだけでなく、タブレット端末の液晶画面のようにタッチするだけでレシピなどを表示してくれる。

 しかも、ニンテンドーDSのように天板とその前の壁を2画面で使うこともでき、料理についての情報だけでなく、eメールやSNSの書き込みなどを読んだり書いたりすることもできる。

 さらに、炊事中にタイムラインが表示されて、どのタイミングで何を鍋に入れるかというようなことも管理してくれる。

 加えて、すごいのは食材の管理機能だ。ワールプール社がsmart vesselと呼ぶ専用の容器に収めた食材について、腐って食べられなくなる前にアラートを表示して、それを使ったレシピまで提案してくれるのだ。

 冷蔵庫の中身を腐らせてしまった経験がない人はおそらくいないだろう。腐らせないまでも、冷蔵庫にあるものを忘れてまた買ってしまうことも多い――というように、冷蔵庫の管理はこれまで悩みの種だったが、このシステムがあればその面倒から解放されるだけではなく、無駄な買い物をしなくて済むのでお金の節約にもなる。

 この記事へのコメントには、皮肉っぽい斜め目線のものや技術の進歩がかえって怖いといった危惧を露わにしたものが少なく、素直に技術を賞賛するものが多かった。たしかに炊事の手間が軽くなるなら、その恩恵は計り知れない。このシステムの実現が東京オリンピックよりも待ち遠しい?
  • 「電子レンジ経由でチャットがしたいかい?」(米・オレゴン州)
  • 「なるほど、ソーシャルネットワーク化されたキッチンか」(イギリス)
  • 「そのキッチンのために、いつでも俺が一肌脱ぐぜ」(インド)
  • 「インタラクティブなキッチンってことだね」(米・ニュージャージー州)
  • 「ついに来たか!って感じだね」(米・ワシントン州)
  • 「プロトタイプみたいだね」(米・ニューヨーク州)
  • 「ママに電話してレシピを聞く、なんてことをこれが全部やってくれるんだね」(米・カリフォルニア州)
  • 「すげえよ、欲しいよ!」(米・カリフォルニア州)
  • 「白物家電にシフトするパナソニックのライバルになるな」(日本)

※上記枠内はすべて編集部訳

(執筆者:待兼 音二郎)
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