“SAN vs NAS”議論を終焉させた「ユニファイドストレージ」

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“SAN vs NAS”議論を終焉させた「ユニファイドストレージ」

2015/01/26

 データを格納するストレージには、大きく分けてファイルベースのNASストレージとブロックベースのSANストレージが存在しているが、以前は用途に応じて選び分けが必要だった。しかし今では、どちらのプロトコルにも対応できる「ユニファイドストレージ」が登場し、多くの企業で導入が進んでいる。様々な場面で利用できるこのユニファイドストレージの現状について概観しながら、ストレージの最新トレンドを詳しく見ていきたい。

ユニファイドストレージ

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1ユニファイドストレージの基礎知識

1-1ユニファイドストレージとは?

 ご存じの通りストレージには、CIFS(Common Internet File System)やNFS(Network File System)などのネットワークプロトコルを利用してファイル単位にアクセスするファイルベースのストレージと、SCSIコマンドを用いてデータの送受信を行うブロックベースのストレージがある。前者は主に「NAS(Network Attached Storage)」と呼ばれるファイルストレージで、文書や画像、動画など“非構造化データ”を扱うものだ。後者はブロックをやり取りするための専用ネットワークの総称であるSAN(Storage Area Network)を用いたブロックストレージ(SANストレージ)で、データベースをはじめとした“構造化データ”を扱う時に利用される。
 従来は、NASとSANストレージはそれぞれ筐体が異なっており、用途に応じて使い分けられてきた。このファイル及びブロック双方のプロトコルに対応したものが、今回紹介する「ユニファイドストレージ」だ。筐体そのものは完全に一体化していないものであったとしても、1つのインターフェースでNAS及びSANストレージが管理できるものが対象となっている。

図1 ユニファイドストレージとは?
図1 ユニファイドストレージとは?

 現状では、ファイル及びブロック双方のプロトコルに対応したものがユニファイドストレージと呼ばれているが、今後はこれまで以上にマルチプロトコル対応が進み、RESTやSORP、XMLなどのプロトコルが用いられるオブジェクトストレージへの対応も進んでくると予想されている。

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