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導入率から使い勝手まで! IT担当者300人に聞きました

データセンターの利用状況(2014年)

2015/03/10


 キーマンズネットでは、2014年12月8日〜12月24日にかけて「データセンター(DC)」に関するアンケートを実施した(有効回答数:341)。回答者の顔ぶれは、情報システム部門が全体の51.6%、一般部門が48.4%という構成比であった。
今回、お聞きしたのはデータセンターの「利用状況」や「利用目的・きっかけ」「設置場所」「利用料金」「利用しない理由」など、データセンターの利用状況を把握するための質問。その結果、データセンターを利用中の企業は全体の44.0%であるが、約2年前の同調査結果と比べると約10ポイント増加していることが明らかとなった。
 なお、グラフ内で使用している合計値と合計欄の値が丸め誤差により一致しない場合があるので事前にご了承いただきたい。

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1

DC利用率は2年で10ポイント増も、中小と大企業では依然40ポイントほどの開き

 はじめに、データセンター(DC)の利用状況を尋ねた(図1)。その結果、「既に利用中である(追加・リプレイスなし)」が37.8%、「既に利用中である(追加・リプレイスあり)」が6.2%、「利用を検討している」が5.3%、「必要性を感じるが、利用時期は未定」が15.5%、「必要性を感じない」が35.2%であった。整理すると、追加・リプレイス検討の有無を含めて「利用中」は44.0%であるのに対し、利用検討の有無を含め「未利用」が56.0%であった。約2年前の同調査では利用率が33.9%だったのに対し、今回は44.0%と約10ポイント増加した。
 企業規模別に見ると、100名以下の中小企業は利用率が24.3%であるのに対し、1001名以上の大企業では63.5%と、中小企業と大企業では約40ポイントの差が見られた。また、業種別に比較すると(IT関連外)製造業では40.6%と低いものの、2年前の22.9%からは18ポイント程増加し、他業種と比べ最も成長率が高かった。企業規模の違いによる利用率の差はあるものの、この2年間で業種ごとの利用率の差は縮まっている傾向が見られた。

図1 利用状況

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2

高いセキュリティレベルに満足度は高いものの、コストや回線速度に不満の声

 次に、データセンターの満足度について伺った。その結果、「とても満足している」が17.4%、「まあ満足している」が59.0%、「やや不満がある」が18.1%、「とても不満がある」が5.6%で、まとめると「満足」が76.4%、「不満が」23.7%という結果となった。満足と答えた方からは、「立地場所、設備、セキュリティ、監視等しっかりしている」「インフラとして国内有数の設備とセキュリティレベルを有している」といったセキュリティレベルの高さや、「障害が発生せず、運用管理の手間も軽減できたため」や「自社内で管理していた頃を思うと楽になった」「夜間のサービスを考えると自部門内での完結は困難であるため」といった、運用管理の手間が少なくなったことなどを一因として挙げる声が聞かれた。
 一方、不満と答えた方からは、「データやりとりの際のレスポンスが悪い」「データが重く、数名以上が同時に使うと帯域が枯渇してしまう」といった回線速度に対しての不満や、「利用料金が高い」「スペック変更のための作業費用が高い」といったコストに対しての不満が聞かれた。

 次に、利用中と回答した方に「利用目的・きっかけ」を尋ねた(図2-1)。その結果、1位が「災害対策・BCP」で73.4%、2位が「運用負荷軽減」で51.1%、3位が「セキュリティ対策」で44.6%と続く結果となった。利用予定と回答した方では、1位が同様に「災害対策・BCP」で65.8%だったが、2位は「データバックアップ」で39.2%、3位が「クラウド・仮想環境の構築」で38.0%と、順位が大きく異なる結果となった(図2-2)。
 ITの進展と利用拡大により企業が有するデータ量が増加傾向にある昨今、データ保存先の確保や、BCPの観点から、サーバ容量を比較的簡単に増やすことができ、堅牢性の高いデータセンターを利用したいと考える傾向が強くなっているようだ。

図2 利用目的・きっかけ(利用中・利用予定)

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3

国内データセンターの利用率100%、海外は欧米からアジアにシフト

 次に、データセンターの設置場所について伺った(複数回答可)。データセンターを利用中と回答した方全員が「日本」のデータセンターを利用しているものの、海外のデータセンターを併用する方もおり、「欧米」が3.6%、「アジア」が2.9%と続いた(図3-1)。また、今後利用予定と回答した方は、「日本」が98.7%、「アジア」が8.9%、「欧米」が6.3%と続く結果となった(図3-2)。2014年に入り、大手海外ベンダの日本国内でのデータセンター設置が相次いでおり、利用予定と回答した方も約99%が「日本」と回答している。データセンターの設置場所は国内志向に変わりはないようだ。一方、海外については、近くて安価が特長なアジアが視野に入り易くなっているようだ。

 ちなみに、安価志向の傾向が見られるデータセンターであるが、ここでサービスの1つであるIaaSの月額利用料金についても尋ねてみた。その結果、現在IaaSを利用している方は1位が「10万円以上」で40.8%、2位が「従量課金制」で26.5%、同率3位が「5000円未満」と「5万円〜10万円未満」で10.2%となった(図3-3)。一方、利用予定の方は、1位が「従量課金制」で34.4%、2位が「1万円〜5万円未満」で25.0%、同率3位が「5000円〜1万円未満」と「10万円以上」で12.5%という結果となり(図3-4)、IaaSの利用料金は、従量課金制にシフトしている傾向が見られた。また、利用中の40.8%が「10万円以上」と回答していたが、利用予定では12.5%に下がっており、より安価な利用料金を求める傾向も見られた。

図3 設置場所(利用中・利用予定)/ 月額利用料金 IaaS(利用中・利用予定) 

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