遠隔会議システムの導入状況(2014年)

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導入率から使い勝手まで! IT担当者300人に聞きました

遠隔会議システムの導入状況(2014年)

2015/01/27


 キーマンズネットでは、2014年10月22日〜2014年11月4日にかけて「遠隔会議システムの導入状況」に関するアンケートを実施した(有効回答数:332)。回答者の顔ぶれは、情報システム部門が全体の41.9%、一般部門が58.1%という構成比であった。
 今回お聞きしたのは、遠隔会議システムの「導入状況」「導入目的」「重視ポイント」「満足度」「導入しない理由」など、遠隔会議システムの導入状況を把握するための質問。その結果、全体の導入率は65.0%で、導入している企業の7割は満足していることが明らかになった。なお、グラフ内で使用している合計値と合計欄の値が丸め誤差により一致しない場合があるので、事前にご了承いただきたい。

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1

遠隔会議システムの導入率は65%、中小企業と大企業では3倍以上の開き

 最初に「遠隔会議システムの導入状況」について尋ねた(図1)。「既に導入済みである(追加・リプレイスなし)」が59.9%、「既に導入済みである(追加・リプレイスあり)」が5.1%、「新規で導入を検討している」が0.6%、「必要性を感じるが導入時期は未定」が7.8%、「必要性を感じない」が26.5%と続き、まとめると、全体では65.0%が導入済み、5.6%が検討中という結果となった。また、「導入済み」の65.0%を従業員規模別で見たところ、100名以下の中小企業で26.2%、101名〜1000名以下の中堅企業で65.5%、1001名以上の大企業で85.3%と、従業員規模が大きくなるにつれて導入済みの割合が大きくなる傾向にあり、100名以下の中小企業と1001名以上の大企業では3倍以上の開きが出た。従業員数が多くなるほど、国内外における拠点数も多くなる傾向にあることから、会議による出張費や移動時間の削減、遠隔地の社員同士のコミュニケーション活性化を目的として導入割合が高くなっているものと思われる。

 続いて、遠隔会議システムを導入済みと回答した方に「使用中の遠隔会議システム」を尋ねたところ、1位は「Web会議とビデオ会議と電話会議」で25.4%、2位は「Web会議のみ」で21.6%、3位は「Web会議とビデオ会議」で17.8%、同率4位は「ビデオ会議と電話会議」「ビデオ会議のみ」で12.2%という結果となった。(注1)
 また、遠隔会議システムを導入予定と回答した方に「導入予定の遠隔会議システム」を尋ねたところ、1位は「Web会議のみ」で42.9%、2位は「Web会議とビデオ会議」で26.2%、同率3位は「Web会議とビデオ会議と電話会議」「ビデオ会議のみ」で9.5%、5位は「Web会議と電話会議」で7.1%という結果となった。「導入済み」「導入予定」ともに、「Web会議のみ」もしくはWeb会議と他システムを併用が上位を占めており、特に「導入予定」においては、4割以上が「Web会議のみ」を検討していることがわかった。社外とのコミュニケーションも容易なSaaSの登場で、PCさえあればインフラが不要な環境が人気を後押ししていると思われる。

※注1)ここでは、「Web会議」は、PCやインターネット回線を利用するものとし、「ビデオ会議」は、専用端末や専用回線を利用するものと区別する。

図1 導入状況

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図1 導入状況
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2

導入済みは2割、導入予定は4割以上が「遠隔会議のスマートデバイス活用」を検討

 次に、「今後、遠隔会議システムのスマートデバイスでの活用を検討しているか」について尋ねた。その結果、遠隔会議システムを導入済みと回答した方においては、「検討している」が20.4%、「検討していない」が79.6%であった。
 また、遠隔会議システムを導入予定と回答した方においては、「検討している」が43.6%、「検討していない」が56.4%となった。在宅勤務やモバイルワークなどといった働き方の多様化にともない、PCだけでなくモバイル端末を使うことで場所を問わず会議に参加したい、といったニーズがあると推測される。ただし、24時間365日、いつでもどこでも会議に参加しなければならないという状況も考えられ、会議参加にあたってのルール決めなどといった運用面での取り組みも必要となってくるだろう。

 更に、遠隔会議システムを導入済みと回答した方に「導入目的」を尋ねた(図2-1)。その結果、1位は「出張・移動コスト(交通費・宿泊費・人件費)・時間の削減」で80.6%、2位は「社内コミュニケーションの円滑化・活性化」で66.0%、3位は「日常の会議やミーティング(役員会議を除く)」で47.1%、4位は「社外コミュニケーションの円滑化・活性化」で21.4%、5位は「開発や設計、デザイン確認」で20.9%となった。
 また、遠隔会議システムを導入予定と回答した方に「導入目的」を尋ねた(図2-2)。その結果、1位から3位においては順位に変化はなかったが、4位の「開発や設計、デザイン確認」が、導入済みより10ポイント上がっている。従来、動作検証や立体デザインの確認作業はメールや電話では行いづらいためその場に行く必要があったが、遠隔会議システムの画質が向上したことで動画での確認や指示が可能となり、業務効率化を見込まれていると想定される。

図2 導入目的(導入済み・導入予定)

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3

導入予定では、「より鮮明な画質」「モバイル対応」が最重視項目の上位に

 続いて、遠隔会議システムを導入済みと回答した方に「導入時に重視したポイント」について尋ねた(図3-1)。1位は「導入コスト」で62.1%、2位は「ユーザの使いやすさ・操作性」で59.3%、3位は「システム運用管理のしやすさ」で41.2%、4位は「導入実績・知名度が高い」で24.2%、5位は「セキュリティへの対応」で22.5%という結果となった。「最も重視する項目」を見ると、1位、2位に変動はなかったが、3位は「導入実績・知名度が高い」、4位は「音質の良さ」で9.3%、5位は「セキュリティへの対応」という結果であった。
 また、遠隔会議システムを導入予定と回答した方に「導入時に重視したいポイント」について尋ねた(図3-2)。1位から3位においては「導入済み」と比べて順位に変動はなかったが、4位は「セキュリティへの対応」で30.0%、5位は「画質の良さ」で27.5%という結果となった。「最も重視する項目」を見ると、1位、2位に変動はなかったが、3位は「セキュリティへの対応」、4位は「導入実績・知名度が高い」、同率5位は「システム運用管理のしやすさ」「画質の良さ」「モバイル対応」という結果であった。「最も重視する項目」において、「導入済み」と比較して「導入予定」では、「セキュリティへの対応」「システム運用管理のしやすさ」「画質の良さ」「モバイル対応」の項目が順位を上げて上位にランクインする結果となった。性能をある程度満たした「音質」から、より鮮明な「画質」が求められる時代になってきたと言える。また前項でスマートデバイス利用について取り上げたように、モバイル対応も必要要件として重視される時代になってくることが見て取れた。

図3 重視ポイント(導入済み・導入予定)

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