Google Glassの盗撮は心配不要? 監視信号を感知・切断する装置

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掲載日 2014/11/27

Google Glassの盗撮は心配不要? 監視信号を感知・切断する装置

ドイツのベルリンを拠点に活動するアーティスト、デザイナー、技術者らが共同で、自分の周辺にある無線ネットワークの監視網の信号を検出、切断できる装置Cyborg Unplug(サイボーグ・アンプラグ)を開発した。

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 情報におけるアンビエント(ambient)な社会とは、町中に無線を発するアクセスポイントが設置され、その近くを通るだけで自分の端末と自動接続され、不自然さや不自由さを感じないで情報のやり取りができる状態になっていることである。

 加えて、ウェラブル端末を装着して歩くと、得たい情報を自由に受け取れるだけでなく、逆に使用者がネットワーク監視され、端末が自動スキャンされる時代が到来しつつある。

 そんな状況の中、ドイツのベルリンを拠点に活動するアーティスト、デザイナー、技術者らが共同で、周辺の無線ネットワークの監視網から発する信号を感知、特定して切断できる製品を開発した。
Cyborg Unplug(サイボーグ・アンプラグ)の使用方法を説明したデモ動画
 もともとは中心メンバーのアーティストJulian Oliver氏の展示会に来た客がGoogle Glassを付けていたことから、無断撮影を防止するための装置としての開発がきっかけとなった。

 本製品は手のひらに入るほどの大きさで、無線ネットワークのアクセスポイントを感知するのみならず、さまざまなスパイ機器、例えばウェアラブルスパイカメラ、ウェアラブル盗聴マイク、Google Glass、ドローンタイプの盗撮機器の監視信号をも検知できる。

 また最近では、海外のホテルの無料Wi-Fiに接続するとハッカーの標的になるとの警告が米FBIから発せられている。実際に海外のホテルで外国の要人の無線LANをハッキングしていたことを公表した情報セキュリティ団体があったことが報道されている。

 今回の製品に対する前向きなコメントとしては、「ほしい!」(タイ)、「あなたのWi-Fiをスパイから守る!」(コロンビア)、「ネットワークの侵入者を弾き出せる!」(タイ)、「監視機能をブロックできる新製品!」(米国)などがある。

 ネットワークを使用する場合に存在するハッキングのリスクに対する不安感を示したものとしては、「ワイヤレスネットワークについてずっと心配していた」(スペイン)とのコメントが見られる。

 さらに、ネットワークセキュリティの技術面へ期待するコメントしては、「(ネットワークセキュリティの)革命となるか!?」(チリ)が挙げられる。

 今回の記事に対しては、米国からのコメントが極端に少ない。その理由ははっきりしないが、ドイツのベルリンを拠点に活動するグループであることから、知名度が影響しているのかもしれない。

 監視される側が監視する相手を感知して防御できることはハッキングの不安を払拭する。ただし、監視する側にとっては、あまり歓迎できる製品とならないのでは? というのは考え過ぎだろうか。
  • 「ほしい!」(タイ)
  • 「あなたのWi-Fiをスパイから守る!」(コロンビア)
  • 「ネットワークの侵入者を弾き出せる!」(タイ)
  • 「ワイヤレスネットワークについてずっと心配していた」(スペイン)
  • 「(ネットワークセキュリティの)革命となるか!?」(チリ)
  • 「監視機能をブロックできる新製品!」(米国)

※上記枠内はすべて編集部訳

(執筆者:西山 昇)
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