新しいエネルギー源?小型発電機の開発で学生が世界から資金調達

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掲載日 2014/10/30

新しいエネルギー源?小型発電機の開発で学生が世界から資金調達

ノースウェスタン大学の博士課程の学生3人が、身体に装着したまま、振動で発電する充電器を開発。小型軽量化したデザインが評価され、クラウドファンディングの締め切り前に目標金額を超えた。

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 携帯電話の充電用コードを持って歩く必要がある人は少なくないだろう。携帯電話の使い方によっては、バッテリーの残量が急に減ったりすることがあり、ずっと外にいる時などには持ち歩く必要が出てくる。

 そんな時、動くだけで発電、それをスマホなどモバイル機器につないでおくだけで充電できるのであれば電源コードの携帯は不要になる。

 そんな充電器をノースウェスタン大学のアントレプレナーシップクラスに所属する博士課程の学生3人が共同で開発した。
充電器アンピィ(AMPY)のkickstarter(資金調達)向けプロモーション動画
 製品名はアンピィ(AMPY)。過去に付いていた名前myPowrの文字を並べ変えた愛称のようだ。大きさはスマートフォンの約2分の1ほどであり、現在販売されている、振動で発電する充電器を使ってアンピィ(AMPY)と同じ電力を出力させようとすると、3倍以上の大きさと重さが必要と試算している。

 充電器が小型軽量化できた要因は、彼らが開発した特許技術でもあるインダクター(発電用コイル)の小型・計量化にある。通常はコイルを回転させる等の大きな動力源を必要とするが、アンピィ(AMPY)は微細な振動で発電できる。

 プロトタイプで確認したところでは、人間が装着したまま1万歩(平均的な1日の歩数より少し多め)歩いた時の発電量は、スマホなら3時間分となる。これは自転車を1時間こぐことや、30分間ランニングした発電量に匹敵する。

 賞賛するコメントは小型・軽量化したデザインに対するものが多い。「とってもクールにみえる」(カナダ)、「シック、かつ、イノベーティブなキックスターター……申し込みしたい!」(不明)、「nPower PEG」(他の発電機)よりも優れたデザインだと思う」(日本)などである。

 使い勝手が良さそうな点については、「これは自転車の耐久レース用の充電器として使える?」(米国)、「他のエネルギー源は必要ない。ただ自転車に乗っていれば発電する充電器」(不明)、「携帯電話を充電できないと嘆いているすべての人へ。単にもっと動けばいいだけ」(チェコスロバキア)などのコメントがある。

 キックスターターとしてのクラウドファンディングについては、「さきほどAMPYを支援したばかり」(アラブ首長国連邦)と出資申し込みしてすぐのコメントもあった。

 身体に装着して動き続ける限り発電・充電することができるのならば、コードが不要になるだけでなく、世界全体のエネルギー消費を抑制できるだろう。資金を集めるには、技術力だけでなくデザイン、商品名、使いやすさをイメージできることが大切との好例である。
  • 「これは自転車の耐久レース用の充電器として使える?」(米国)
  • 「シック、かつ、イノベーティブなキックスターター……申し込みたい!」(不明)
  • 「とってもクールにみえる」(カナダ)
  • 「さきほどAMPYを支援したばかり」(アラブ首長国連邦)
  • 「携帯電話を充電できないと嘆いているすべての人へ。単にもっと動けばいいだけ」(チェコスロバキア)
  • 「他のエネルギー源は必要ない。ただ自転車に乗っていれば発電する充電器」(不明)
  • 「nPower PEG」(他の発電機)よりも優れたデザインだと思う」(日本)
  • 「(サッカーの試合を観戦する時)スタジアムゴール裏で跳ねてたら結構たまるんじゃないか?」(日本)

※上記枠内はすべて編集部訳

(執筆者:西山 昇)
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