チータ型ロボットをMITが開発! ボルトより遅く、走りはウサギ?

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掲載日 2014/10/09

チータ型ロボットをMITが開発!ボルトより遅く、走りはウサギ?

MITの研究者が、四足走行するチータ型ロボットを開発したと発表した。地面を走る電動ロボットとして最高速度を出したのに加え、障害物をジャンプして避けるアルゴリズムが組み込まれている。

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 マサチューセッツ工科大学(MIT)バイオミメティックス(生物の機能を模倣する技術の総称)・ロボティクス・ラボの研究チームが実際に地面を四足で走るチータ型ロボットの開発成果を発表した。
MIT開発メンバーのインタビューとチータ型ロボットが走る様子
 チータ型ロボットは電動式ながら電気系統の有線ケーブルが外部と一切つながっていない自走型である。それに加えて動力源と4本の足の動きを制御するアルゴリズムが内蔵されている。

 現在のプロトタイプのチータ型ロボットの最高速度は10.0mph(マイル時)(約16.1km/h)である。最終的にはオリンピック金メダリストのウサイン・ボルト選手の27.8mph(約44.7km/h)を超える30.0mph(約48.3km/h)を到達目標の速度にしているとのこと。

 今回開発のロボットの特徴の1つは障害物を発見するとジャンプして超える能力である。現在のところジャンプできる障害物の高さは約30cm。

 今回の研究は、DAPPA(アメリカ国防高等研究計画局)の防衛科学研究室(The Defense Sciences Office 〔DSO〕)プログラムから資金援助を受けている。

 同じDAPPA(アメリカ国防高等研究計画局)の資金援助を受けたBoston Dynamics社が開発したチータ型ロボットの最高速度は28.3mph(約45.5km/h)とウサイン・ボルトを超えている。しかしその記録はケーブルをつないで本体をワイヤで支えられたロボットが高速で動くベルトの上を走って計測した速度だった。

 コメントには、「ママ見て! ワイヤがない!!」(米国)、「ワオ、ジャンプするアルゴリズム!」(米国)のように実際の地面を走るチータ型ロボットに驚きを示したものがある。

 また、動画に撮影された走る姿に関しては、「(チータというより)イノシシに見える!」(カナダ)、「チータ(の走り)というより、ウサギの「走り」じゃない?」(不明)、「ロボット犬がすぐに登場する!」(米国)など走り方が別の動物に見えるとのコメントもある。

 あるいは、「ワオ、ジャンプするアルゴリズム!」(米国)のようにロボットが自分で判断してジャンプするプログラムに対する賞賛の声がある。

 研究資金が軍事研究のプログラムから支援されていることから「これがあなたの命を危険にさらす不思議な物体」(英国)といずれ戦場で使う兵器となることを皮肉るコメントもあった。

 たしかに現在の走る姿はチータに見えないが、珍しいコメントとしては「最近盛んなネコ型ロボット」(日本)と映画のヒットで話題のドラえもんに関連させていると思われるものがある。

 研究の当初の目的は、動物が高速で走るメカニズムの解明と人命救助に役立つロボットの開発とした上で、車輪型の走行車両では侵入できない場所で活動するロボットの開発、と研究者は述べている。実現までにはまだ時間がかかりそうである。
  • 「ロボット犬がすぐに登場する!」(米国)
  • 「チータ(の走り)というより、ウサギの「走り」じゃない?」(不明)
  • 「ママ見て! ワイヤがない!!」(米国)
  • 「最近盛んなネコ型ロボット」(日本)
  • 「ワオ、ジャンプするアルゴリズム!」(米国)
  • 「(チータというより)イノシシに見える!」(カナダ)
  • 「これがあなたの命を危険にさらす不思議な物体」(英国)

※上記枠内はすべて編集部訳

(執筆者:西山 昇)
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