主戦場はクラウドだ!進化するHAクラスタリングソフトウェア

この記事をtweetする このエントリーをはてなブックマークに追加

製品の基礎から選び方までをサポート! IT導入完全ガイド

主戦場はクラウドだ!進化するHAクラスタリングソフトウェア

2014/07/07

 企業のITインフラが次第にクラウドに移行していく中で、基幹系を含めたミッションクリティカルなシステムの可用性をいかに担保するかが課題となっている。そこで役立つのがクラウドサービスでの標準機能では困難な詳細な検知機能を誇るHAクラスタリングソフトウェアだ。今回は、仮想化・クラウド環境のなかでHAクラスタリングソフトウェアがどう活かされるのか、その連携手法と活用によるその効果を見ていくことで、HAクラスタリングソフトウェアの必要性を考察する。

クラスタ

※「クラスタ/主戦場はクラウドだ!進化するHAクラスタリングソフトウェア」の記事を一部ご紹介します。会員登録を行い、 ログインすると、「クラスタ/主戦場はクラウドだ!進化するHAクラスタリングソフトウェア」の記事全文がお読みいただけます。

会員登録はこちら(無料)


1HAクラスタリングソフトウェアの今

1-1HAクラスタリングソフトウェアの製品・市場動向

■HAクラスタリングソフトウェアの実態

 古くからミッションクリティカルなシステムの可用性を支えてきたHAクラスタリングソフトウェアは、高度なITサービスを継続的に提供していく上で今でも重要な位置づけにあり、安定した需要で推移している。最近では、オンプレミス対応製品のみならず、仮想化環境/クラウド対応製品が拡充してきている。

■アプリ障害は自己責任、仮想/クラウド環境でHAクラスタリングソフトウェアが求められるワケ

 ほとんどの企業にとって、仮想化やクラウドはスタンダードな技術となった。基幹業務をはじめとするミッションクリティカルなシステムをパブリッククラウドに移行するという動きも最近では珍しくない状況となっている。
 背景には、OS以上のレイヤーを仮想化してハードウェアから分離することで可搬性が高まり、運用管理を簡素化すると同時に可用性も高めたいという思いがある。実際、IaaSやPaaSなどのサービスを提供している多くのクラウド事業者が、こうした仮想化ならではのメリットを活かしたHA(High Availability:高可用性)機能のメニューを提供している。

 ただし、特に高度な可用性が要求されるシステムでは、これだけでは不十分だ。仮想化ハイパーバイザーやクラウド事業者が提供するHA機能は、ゲストOSの応答を確認して死活状態を監視するが、アプリケーションの障害までは検知できないからだ。ホストサーバやゲストOSは正常でも、その上で動作するアプリケーションが何らかの原因によってフリーズし、サービスが停止してしまうケースはいくらでもある。裏を返せば、そこにHAクラスタリングソフトウェアが必要とされ続ける理由がある。

■HAクラスタリングソフトウェアが仮想/クラウド環境で発揮する付加価値とは

 端的に言えば、仮想化ハイパーバイザーやクラウドのHA機能とHAクラスタリングソフトウェアでは、障害検知の守備範囲がまったく異なる。
 先述したように、仮想化ハイパーバイザーやクラウドのHA機能が対応するのは、ホストサーバやネットワーク、ゲストOSのレイヤーで起こる障害まで。これに対してHAクラスタリングソフトウェアは、アプリケーションの不具合や操作ミスに至るまで、より幅広い障害をカバーし復旧を図ることができるようになっている。
 また、仮想化ハイパーバイザーやクラウドのHA機能でフェイルオーバを行う際は、移動先のホストサーバ上でゲストOSを再起動しなければならず、復旧までに数分を要する場合がある。これに対してHAクラスタリングソフトウェアでは、待機系ノードですでにOSが立ち上がった状態にあり、より短時間でフェイルオーバを完了することができる。

表1 高可用性ツール比較
表1 高可用性ツール比較
仮想環境での可用性向上は業務サービスレベルに応じて製品を選択
vSphere HA/vSphere HA+SSP/LifeKeeper
資料提供:サイオステクノロジー株式会社

…この記事の続きは、会員限定です。  会員登録はこちら(無料)

続きを読むには…
会員登録いただくと自動的にこの記事に戻り、続きが読めます。

会員登録(無料)・ログイン

このページの先頭へ
関連キーワード

クラスタ/主戦場はクラウドだ!進化するHAクラスタリングソフトウェア」関連の情報を、チョイスしてお届けします

※キーマンズネット内の「クラスタ」関連情報をランダムに表示しています。

クラスタ」関連の製品

高可用性クラスタリングソフトウェア 「CLUSTERPRO D」 【日本電気】 丸分かり「VMware NSX」入門 なぜ必要か? 何ができるのか? 【ヴイエムウェア株式会社】 徹底解説:HPCとビッグデータ分析のための「超高速データ処理基盤」の全貌 【日本アイ・ビー・エム】
サーバー管理 SDN UNIX
業務システムの障害を監視し、障害発生時には業務を健全なサーバに自動的に引き継ぎ、高可用性を実現するHA(ハイアベイラビリティ)クラスタリングソフトウェア。 丸分かり「VMware NSX」入門 なぜ必要か? 何ができるのか? 徹底解説:HPCとビッグデータ分析のための「超高速データ処理基盤」の全貌

クラスタ」関連の特集


増加する企業データに対応し、効率化を実現するバックアップツール。その導入状況から各種機能、注目の技術…



いきなりですが、コレを観て下さい。 これが、Webマーケティングの概観図です。前回の記事【第2回】朝…



企業内のコンテンツ量が劇的に増加し、種類やファイル形式の多様化で、管理対象が幅広くなったことで需要が…


クラスタ」関連のセミナー

事例に学ぶ ftServer活用 IT基盤最適化セミナー 【日本ストラタステクノロジー】 注目 

開催日 6月13日(火),7月7日(金)   開催地 東京都   参加費 無料

24時間365日止まらない高信頼性とシンプルな運用が定評の「ftServer」。でも…「ftServerは高い!?」    「他の可用性システムと何が違うの?」…

OpenStack Days Tokyo 2017 【OpenStack Days Tokyo 2017 実行委員会】  

開催日 7月20日(木)〜7月21日(金)   開催地 東京都   参加費 無料

第5回目となる今年は「オープン x コラボレーション」をテーマとして、コンテナテクノロジーコミュニティ (Docker、Kubernetes)、運用自動化コミュ…

Linux-HAによるクラスタおよびバックアップシステム構築 【サードウェア】  

開催日 8月30日(水)〜9月1日(金)   開催地 東京都   参加費 有料 23万2200円(税込)

Linux-HAによるクラスタおよびバックアップシステム構築(有償、3日間コース)DRBD+Corosync+Pacemakerによる最新Linuxクラスタを習…

「サーバー」関連 製品レポート一覧

このページの先頭へ

クラスタ/ 主戦場はクラウドだ!進化するHAクラスタリングソフトウェア」の記事を一部ご紹介しました。
会員登録を行い、ログインすると、「クラスタ/ 主戦場はクラウドだ!進化するHAクラスタリングソフトウェア」の記事の続きがお読みいただけます。


Myリストへ 印刷用ページへ

この記事をtweetする このエントリーをはてなブックマークに追加


この記事に掲載している情報は、掲載日時点のものです。変更となる場合がございますのでご了承下さい。


ページ: 1 | 2 | 3


30007147


IT・IT製品TOP > サーバー > クラスタリング > クラスタリングのIT特集 > 特集詳細

このページの先頭へ

キーマンズネットとは

ページトップへ