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導入率から使い勝手まで! IT担当者300人に聞きました

タブレットの導入状況(2014年)

2014/09/09


 キーマンズネットでは、2014年6月4日〜2012年6月11日にかけて「タブレットの導入」に関するアンケートを実施した(有効回答数:859)。回答者の内訳は、情報システム部門が全体の27.0%、一般部門が48.0%、ベンダ・SIerが25.0%という構成比であった。今回、お聞きしたのはタブレットの「利用目的」や「選定時の重要ポイント」など、導入状況を把握するための質問。その結果、既にタブレットを導入しているとした企業は全体の3割半ばであり、選定時の重視ポイントが以前は製品ブランドイメージが中心だったものから、現在はハードウェアが持つ性能などタブレットを企業で利活用するための項目に傾倒し始めていることが分かった。
 なお、グラフ内で使用している合計値と合計欄の値が丸め誤差により一致しない場合があるので、事前にご了承いただきたい。

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1

タブレットの導入率は33.9%で2012年の2.5倍、大手企業に至っては3.4倍にまで拡大

 最初にタブレットの「導入状況」について尋ねたところ、「既に導入済みである(追加・リプレイスなし)」が24.4%、「既に導入済みである(追加・リプレイスあり)」が9.5%、「新規で導入を検討している」が5.5%、「必要性を感じるが導入は検討しない」が27.6%、「必要性を感じない」が32.9%であった。まとめると全体では33.9%が導入済み、追加・リプレイスを含めると15.0%が検討中という結果となった(図1)。

 「導入済み」及び追加・リプレイスを含めた「検討中」をまとめ、従業員規模別に見ると、「100名以下」の「導入済み」は29.8%で「検討中」は15.7%、「101〜1000名以下」の「導入済み」は30.2%で「検討中」は16.9%、「1001名以上」の「導入済み」は39.8%、「検討中」は13.0%となり、従業員規模が大きくなるほど、導入率が高いことが分かった。

 これを経年で見ると、前回2012年5月実施の調査では、全体では導入済みが13.3%であったため、今回調査と比較するとタブレット導入率は2.5倍に拡大した。特に従業員規模1001名以上の大手企業では、前回、導入済みが11.7%であり、今回と比較すると3.4倍に拡大した。タブレット導入の投資対効果が計りやすく企業のCSRとしても取り組みたい「ペーパーレス化」は、大手企業のような相応のボリュームがあれば成果を得やすいことも、浸透した要因であろう。

図1 タブレットの導入状況

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2

タブレットの利用目的は、導入済み、導入予定ともに「営業効率を上げたい」が1位

 次に、タブレットを「導入済み」、「導入予定」と回答した方を対象に、タブレットの「利用目的」を尋ねた。その結果「導入済み」では、1位が「営業効率を上げたい」で53.6%、2位が「紙資料を削減したい」で48.5%、3位が「社外から社内システムにアクセスしたい」で41.6%となり、「導入予定」では1位が「営業効率を上げたい」で55.1%、2位が「社外から社内システムにアクセスしたい」で49.5%、3位が「紙資料を削減したい」で48.6%となった(図2)。

 営業現場では、社内のサーバーから必要な資料を印刷して顧客へ持っていくスタイルから、社外から社内のファイルサーバにタブレットを使ってアクセスしたりすべての営業資料をタブレット内に保存しておくことで、その場で必要な情報を顧客に提示できるスタイルに変えることができ、顧客に対する即応力が強化される。訪問準備や商談自体の効率化によって、訪問数を増やすことができるようになることで案件数の増加にもつながるはずだ。こうした資料の配布や運搬の負荷軽減のほかにも、動画を活用したプレゼンをすれば訴求力も上がることなどから、中小企業でも十分にタブレット利用のメリットを享受できるだろう。

図2 タブレットの利用目的

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3

タブレット選定の重視ポイントは「製品ブランド」から本体が持つ「性能」へシフト

 タブレットを「導入済み」、「導入予定」と回答した方を対象に、タブレット製品選定の「重視ポイント」を尋ねた(1〜3位で順位付けをする単一回答)。その結果、「導入済み」では、1位が「導入/運用コスト」で58.9%、2位が「製品ブランド」で42.6%、3位が「処理性能」で33.3%となり、「導入予定」では1位が「導入/運用コスト」で62.0%、2位が「処理性能」で45.4%、3位が「バッテリ持続時間」で32.4%となった(図3)。

 注目したいのは、「導入済み」と「導入予定」とで順位が大きく変動している項目があることである。「導入済み」から「導入予定」で順位が3ランク以上浮上したのは「バッテリ持続時間」(6位→3位)、「本体の軽さ」(7位→4位)、「アプリケーション開発のしやすさ」(8位→5位)。逆に「導入済み」から「導入予定」で順位を3ランク以上落としたのは「製品ブランド」(2位→7位)、「サイズ」(5位→8位)であった。

 来年は更に3Dタブレットの発売も予定されるなど、昨今のタブレットの普及、浸透とともに製品の進化が目覚ましい。選択肢が圧倒的に増えたことで、製品ブランドから分かる特長以外にも、自社の利用目的に合致する製品の詳細スペックを、吟味して検討する傾向にあることが分かる。

図3 タブレット選定の重視ポイント

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