日本ロボット産業の巻き返しなるか!?新たに登場「ISO13482」

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流行りモノから新技術まで! 5分でわかる最新キーワード解説

日本ロボット産業の巻き返しなるか!?新たに登場「ISO13482」

2014/09/03


 日々進歩するIT技術は、ともすると取り残されてしまいそうな勢いで進化の速度を高めています。そこでキーマンズネット編集部がお届けするのが「5分でわかる最新キーワード解説」です。今回のテーマは、ロボット領域で日本が世界をリードする「生活支援ロボット」の安全性を評価するための国際規格「ISO 13482」。宇宙や軍事領域でのロボット研究では米国の後塵を拝し、産業領域ではヨーロッパやアジア新興国との激しい競争にさらされている日本ロボット産業の、起死回生への第一歩になるかもしれません!

未定

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生活支援ロボット安全規格「ISO 13482」 とは

 2014年2月1日に正式発行された生活支援ロボットの国際安全規格。2009年から昨年までの5年にわたり経済産業省と新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が推進してきた「生活支援ロボット実用化プロジェクト」の成果が反映された、日本発の世界標準だ。

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「生活支援ロボット」とは

 「生活支援ロボット」は、高齢者や身障者などの日常活動を助ける介護・福祉のほか、家事、安全・安心な生活のために利用されるロボットだ。特に少子高齢化が進む中、介護・福祉に従事する労働力不足が目に見えてきている日本では、これからますます必要性が高まると見込まれている。
 現在は既に生活支援のためのさまざまな機器が開発・実用されているものの、利用者本人や周囲の人やモノに対する安全を確保するための基準が未整備で、これまで安全対策はメーカーの考え方に任されてきたのが実情だ。しかし、生活支援は時に人命にも関わるリスクが生じる可能性もあり、メーカー側が慎重になりすぎて今後の技術開発や産業化が進みにくいことが懸念された。
 そこで、安全性への責任をメーカーが一手に背負うのではなく、標準化機関と安全性認証機関がメーカーとユーザの間で第三者として安全確認することにより、メーカーに過度なリスクを負わせず、またユーザにはメーカーが最大限のリスク縮小を行った最後に残る残留リスクだけを納得・了承してもらう仕組みが必要と考えられた。その安全性認証のベースには、国際的な安全規格が望ましい。「生活支援ロボット実用化プロジェクト」を通して研究及び実証された結果をもとに、日本がISOに提案し、その内容が採用されてでき上がったのがISO 13482だ。
 現在のところ、第三者機関である日本品質保証機構により、ドラフト版(ISO/DIS 13482)での安全認証が1件、正式版(ISO 13482)での安全認証が2件行われている。まずはこの3件の概要で生活支援ロボットのイメージの一端をつかんでおこう。

■ロボットスーツ「HAL 福祉用」……人間装着型ロボット

 昨年2月にドラフト版での安全認証が行われたCYBERDYNE株式会社の製品。ロボットスーツの名のとおり、全身や足腰の運動をサポートする器具を装着し、皮膚からの生体電位信号をもとに、起立、着座、階段の昇降といった生活動作をラクに行うことができる装置だ。下肢に障害をもつ人のリハビリの介助負担を低減するといった用途に使える。ヨーロッパでは医療器具として認証されている。

■離床支援のためのロボット介護機器「リショーネ」……移動作業型(操縦中心)ロボット

 今年2月に正式版での世界初の安全認証が行われたパナソニック株式会社の製品。ベッドが簡単な操作で車いすに早変わりする「電動ケアベッド兼電動リクライニング車いす」である。自分では離床できない人をベッドから車いすに移動する移乗介助はたいへんな力仕事だが、これを使えば1人の介助者が簡単操作でスムーズに移乗させることができ、介護対象者にも負担をかけない。

■配送センタ内高速ビークル管理「エリア管理システム」……移動作業型(自律中心)ロボット

 同時に世界初の正式版による安全認証が行われた「エリア管理システム」は、フォークリフトや作業者などが行き来する配送センタ内で、自動走行する自走台車(ビークル/無人搬送ロボット)を最高速度200m/分で安全に走行できるようにしたシステムだ。UWB(Ultra Wide Band/超広帯域無線)による位置計測で作業者やフォークリフトの位置をリアルタイムに計測し、ビークルの速度をコントロールして衝突を避けられる。物陰からの作業者の飛び出しなども感知して安全を確保できる。

 これらの「人間装着型」「移動作業型(操縦中心/自律中心)」ロボットに加え、電動車いすや屋外用の移動支援機器などの「搭乗型ロボット」も生活支援ロボットのジャンルに入る。

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