たった1000円で誰でも作れる!? 「使い捨て」ドローンの脅威

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掲載日 2014/04/17

たった1000円で誰でも作れる!? 「使い捨て」ドローンの脅威

英シェフィールド大学先進製造研究センター(AMRC)が、3Dプリンターで出力し、24時間以内に簡単に組み立てて飛ばせるドローン(無人航空機)のプロトタイプを完成、飛行実験を成功させた。

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 シェフィールド大学が開発したドローンは、幅1.5m、重さは約2kgという小型なもの。熱に溶ける樹脂を吹き付け、積層していく熱溶解積層法(FDM)を用いた3Dプリンティング技術により、複雑で高価なツールを使わずに、短時間で安価なドローンを制作することができる。

英シェフィールド大学による使い捨てドローンの飛行実験
 大学は既にグライダーとしてのテスト飛行に成功。研究者らは現在、電動ダクテッドファン推進システムの開発を行っており、これをドローンに搭載するとしている。またGPSやカメラを搭載し、ファーストパーソンビュー(FPV)ゴーグルを装着した人間が、遠隔操作できるようにするという。

 またわずか9個のパーツで構成されているため、分解や組み立てが簡単に行える。

 安価で軽量、短時間で制作できるので、使い捨て、つまり帰還を必要としない配達や探索などの目的での使用も考えられているという。

 今回のプロトタイプは熱可塑性物質を素材としており、材料費は1000円以下と見られている。大学は素材にナイロンを使用すれば、重量を増やさずにドローンの強度を60%高められるとして、現在研究中とのこと。

 しかし誰もが気軽にドローンを3Dプリンターで作り、勝手に空を飛ばせるようになるのでは――という懸念を持つ人は多い。実際コメントでも、プライバシー侵害を気にする意見が見られた。
  • 「これってプラモデルみたいなものでしょ。なにも新しくないし。単にGPSを追加しただけじゃないの?」(米・カリフォルニア州)
  • 「この手のドローンにカメラ搭載を認めちゃいけないと思う。誰もこんなのに近くに飛んできて欲しくない」(イギリス)
  • 「頭上に飛んできたら絶対撃ち落すからね」(アメリカ)
  • 「プライバシーの侵害だろう」(イギリス)
  • 「3Dプリンティングはすばらしい可能性を秘めているね。個人的には配管や配線を含め、家を自分で建ててみたいと思うよ」(イギリス)
  • 「故障して頭上に降ってくるんじゃないかと心配になる」(イギリス)

※上記枠内はすべて編集部訳

(執筆者:岡 真由美)
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