まるで拷問?かぶると賢くなるかも…電極付き帽子登場に恐怖の声

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掲載日 2014/04/10

まるで拷問?かぶると賢くなるかも…電極付き帽子の登場に恐怖の声も

バンダービルト大学の研究チームはこのほど、学習効果を高める帽子を開発した。片頬と頭頂部に電極付きスポンジがついており、そこから微弱な電流を流すことで、誤答時の「うわっ!」という反応を刺激するものだ。

***

 人は失敗から学ぶもの。誰しもミスをしてしまったとき、「うわっ!」という思いとともにさっと頭から血が引くような感覚を味わった経験があるだろう。

 これは科学的にも実証されていて、人がミスをした際には、前頭葉に深い谷型の負の電圧が発生する。その仕組みや効果には未解明な部分も多いのだが、バンダービルト大学の研究チームは、その際に電気的な刺激を脳に与えることで失敗から学ぶ効果を高められるのではないかとの仮説を立て、電極付きの帽子を開発した。

バンタービルト大学の研究チームによる説明動画
 その帽子は、片側の頬と頭頂部に電極付きのスポンジのついたもので、スポンジは生理食塩水に浸されている。その帽子から微弱な電流を20分間流しながら、モニター画面に表示される色に対応したボタンをゲームコントローラーで押させるテストを行い、効果を測定した。

 電流の流し方は3パターン。頭頂部⇒片頬、片頬⇒頭頂部、そして“対照標準”と専門用語で呼ばれるもの(帽子はかぶるが電流は流れない)。被験者を3つのグループに分けて、各パターンで電流を流した。

 テストは1問の応答に1秒もかけられない目まぐるしいもので、応答してはいけない設問も時折差し挟まれ、被験者がミスを起こしやすく、緊張を強いられるように設定された。

 実験結果は明瞭で、頭頂部⇒片頬のパターンで電流を受けたグループについては、ミスをした際に発生する負の電圧の谷が2倍近くにも深くなった。さらに彼らは、電流が流れなかったグループと比較して、ミスをすることが少なくなり、ミスから学ぶ速度も速くなったという。

 一方、片頬⇒頭頂部のパターンで電流を受けたグループでは効果がまったく逆になり、負の電圧の谷が浅くなったばかりか、ミスも増えたという。

 この20分間の刺激の効果は5時間ほども持続して、他の活動にも効果があったそうだ。

 この記事への反応には、いつにも増してアメリカ人からのものが多かった。「あいつらにこれを被らせろ」と言うだけで、対象グループが愚かだということを間接的に表現できるわけだから、リベラル派やオバマ投票者が槍玉に挙がっていた。

 それはそうと、オウム真理教事件を生々しく覚えている世代としては、出家信者たちがヘッドギアをかぶって空中浮遊の真似事をするテレビ映像と、この電極付き帽子がどうしても二重写しになってしまい、あまりいい気分はしなかった。あなたはどうだろうか?
  • 「バンダービルト大学の研究チームが作ったって話だな」(エジプト)
  • 「このElectric ‘thinking cap’が学習に役立つのかな?」(米・カリフォルニア州)
  • 「学習速度を制御できるみたいね」(カナダ)
  • 「大学時代にこれが使えればよかったのに!」(米・ミシガン州)
  • 「トランスヒューマン(超人類)がこれでまた一歩近づいたのかもしれないけれど、それは歓迎できないな」(イギリス)
  • 「リベラル(自由主義)派のやつらに売ってやればいい」(米・フロリダ州)
  • 「60年代のショック療法の再来じゃないかな、これ」(米国)
  • 「オバマに投票するやつらがこれを買えるように、Kickstarterキャンペーンを起ち上げる必要があるんじゃねえか」(米国)
  • 「この帽子をかぶると賢くなるのかい?」(イギリス)

※上記枠内はすべて編集部訳

(執筆者:待兼 音二郎)
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